鈴木めぐみの徒然マンガ日記
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bk1 の新刊予約システムが終了してしまったので(涙!)、今月(あ、もう先月か……)から、新刊まとめ買いをするようになった(だって1500円以上なら送料無料だし……)。今回買ったのは、ちなみに『恋のたまご』 『Do Da Dancin’!』 (槇村さとる)、『ハチミツとクローバー』 (羽海野チカ)、『しゃにむにGO』 (羅川真里茂)、『離婚予定日』 (粕谷紀子)の最新刊。
『恋のたまご』&『離婚予定日』以外は、今週のbk1売り上げランキング(8/18〜8/24)ベスト10にしっかりランクインしてる。(あ、私の今月のイチオシ『プライド』 (一条ゆかり)も4位に……)それを見ながら、「ふふふ、皆も読んでるわね♪面白いわよね〜♪♪」とニマニマしてます。
でも、今日はあえてランクインしてない『恋たま』の話題。『イマジン』 、『イマジン29』 に続く「自分探しストーリー」で、連載当初は結婚にも仕事にも活路をみいだせない主人公・眞子の煮詰まり具合が読んでてつらかったりもしたんだけど、なりゆきでカフェの臨時店長になったあたりから、がぜん面白くなってきた!恋人のまっちゃんよりも、私にとって気になる存在なのが、カフェ・ギシャールのウエイトレス・トモちゃん。「二股かけて泣きついて、それで許してもらえちゃうわけ〜!?」ってなせりふもあったけど、頭でまず考えちゃう眞子が、奔放で自然体な彼女に反感(と羨望!?)を抱くのもわかる。実際、彼女にマイナスイメージを持ってる眞子の目を通して描かれているだけに、連載が始まった頃のトモちゃんはイマイチ理解不能なところがあったのだけど、カフェ存続をかけてふたりが戦友のような関係になってから、トモちゃんの料理上手で芯の通ったチャーミングな部分が見えるようになってきた。恋愛相手のまっちゃんの印象が、それほど大きく変わらないのに対して、トモちゃんの変わりぶり(……って本人が変わってるわけじゃなくて、眞子の心情が変わっているだけなんだけど)がとにかく興味深い。ただこれから読む人がこの変化を楽しむには、リアルタイムで読むよりも、完結してからまとめ読みする方がいいのかもしれない。
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