鈴木めぐみの徒然マンガ日記
DiaryINDEX|past|will
ビミョーな近視&乱視だから、なくても大丈夫なんだけど、パソコン使う時なんかにはメガネは必需品。普段はかけてるとジャマなんで、ついついあっちこっちにはずして置いちゃうので、実は今も「メガネがな〜い」と探し回ってます……。
そう言えば、いつごろから「メガネ=コンプレックス」なマンガって姿を消したんだろう。昔はこのネタのマンガって、それだけで一ジャンル作れそうなくらいあったんだけどなぁ。酒井美羽の『通り過ぎた季節』シリーズとか、高河ゆんの『グラスマジック』とか。くらもちふさこのデビュー作も『メガネちゃんのひとりごと』だったっけ。
7〜80年代少女マンガで描かれるコンプレックスは、メガネ以外でも、好きな人より自分の方が身長が高い!とか、年下の子を好きになっちゃったとか色々あった。特に恋愛ものでは、2〜3才の年の差も、かつてはものすご〜く重かったっけ。『年下のあんちくしょう』(吉田まゆみ)とか『一枚の年輪』(くらもちふさこ)とかね。これが変わったのは、『ぼくの地球を守って』 (日渡早紀)と『オトナになる方法』 (山田南平)の影響が大きいでしょ、やっぱり。特に「前世の記憶」を持つ『ぼく地球』の輪と違って、『オトナ〜』は、真吾が見た目もバリバリの小学生!なので、私は最初は違和感あったなぁ。それがいつの間にかフツーになってるから不思議。今「プチコミ」でやってる『砂糖少年』(すぎ恵美子)なんて、キャリアウーマンと小学生だもん。マンガは時代を映す鏡みたいなものだけど、あまりの変わりように思わずクラクラしてしまう……。
|