2009年09月04日(金) |
Phantomみてますが。 |
作り手の「男はどーでもいい」という心が画面からひしひしと伝わってくるPhantomですが。
キャラはさすがに古くなってはいますが(ちなみにストーリーは最初から古臭いですが)、小道具やシチュエーションに対するこだわりが大変見ごたえあるアニメだと思います。 たぶんそこは、原作をうまくくみ取っているのではないかと。第一部ラストで、見た目重視のためにわざわざ弾詰まりしやすい銃を使って、そこが緊迫につながる所なんかがすごくマニアらしいですね。 というか、マニアにしか共感できない展開な気が。
個人的には学園物はがっかりだなあというのはあります。よく書いてますが、学校嫌いだったので。
ところで実は、このアニメで一番驚いたのはブログなどのこのアニメに対する感想なのです。
ハッピーエンドを期待している人が多すぎる・・・!
たぶん私は、普通よりは多く殺し屋やマフィアが出てくる映画を見ているのでしょう。だからこのシチュエーションで死にオチ以外は考えもしませんでした; 大体そんな簡単に逃れられたら、マフィア映画の意味無いですよ。
アニメというのはあくまで表現手段なので、それぞれの作品での「お約束」はぜんぜん別物なのですが、どうもジャンプ的な『戦って勝つ』話を基準に考えて見る人が多いのには時々驚かされます。
こんなこと書いて、Phantomがハッピーエンドだったら驚くなあ。
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