ウナノッテ日記
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 架空の国ラドニア


スウェーデンの美術家がジョークで作った架空の国「ラドニア」に、パキスタンからの市民権申請が殺到しているという。

美術家のビルクス氏が、1996年にスウェーデンの無人の地1平方キロメートルを「国土」と定め、ネット上で、政府の公式ホームページ作り、国旗や通史、閣僚名簿、国民の祝日などを公開。ジョークとして、市民権の申請も受け付けていたそうだ。

ところが!
先月からパキスタンからの申請が激増しているらしい。
ほとんどの申請者が、「ラドニアで働きたい」と書いていて、「ラドニアには、どうやって行けばよいのか」「パキスタンにあるラドニア大使館の住所を教えて」といった質問をしているのだとか。

あー、つくづく「ジョーク」を笑えるのは、恵まれた人々なのだと思う。今の日本はいろいろなジョークやギャグ、お笑いに満ちている。景気が悪い悪いといわれつつも、ジョークをジョークとして受け止められる状況はまだシアワセなのかもしれない。

2002年03月18日(月)
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