あたりまえに笑って怒っての下書き用スペース
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ついなにか、ものを考えてしまう自分がいるのならば、 それを自分のために考えるという方向に向けたいもので。
「自分」と「その周囲」という環境の存在について。
ストレス・ジレンマ・プレッシャー… そして自分自身のスペック。
そういったものをベースに考えてみる思考方が気になっている。
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カリキュラム・ノルマという外側によって設定されたハードルの存在。
あるいは、なんとなしに多数派の雰囲気で回るような世間であったり。
■ その齟齬からの焦りゆえのネガティブな思念 (自己へ否定的になりがちな自動的な思考(自動思考)のパターン(形)の分析と、その浮かびがちな思念をそれと気づくことで多少ゆとりが生じうるとの「人格改造マニュアル」(鶴見済)の記述
自分自身のモチベーションの認識=形づけがあいまいにもなりがち
経験
かつて自分が知人から受けたアドバイス 「広がり過ぎた思考を収束させる核は、経験によって養っていけると思いますので、若いうちはどんどん興味を広げてみて下さい。」
■ それらと自分のスペックの齟齬が生ずるケースも多々あろう。
読書、一人身のサブカル趣味による時間の消費
自己陶酔あるいは自閉的な 擬似恋愛やある種カルトな信仰めいた思念 自己完結型
橋本治「ナインテーズ」での女性がお酒を飲むことの意義づけ 「成長のためには時間は必要なので、お酒でも飲んでちょっと忘れて、 それをのんびりやりすごす方法」
■ 思念を言葉として文字として表現したのが文章だけど、 それはしばし、主観を情緒的に強調し、受け手の感傷をゆすり煽る形態で現われているのだと思う。
センチメンタリスムの強調も芸としてはアリとしても、 「芸としての高さ」と「実行性の普遍性」は必ずしもイコールじゃないと肝に銘じたいものだと思う。
趣味の輪での話題性と高さが、趣味の輪の外ではとるにたるものなんかじゃなかったと言われそうだけど。
趣味の輪の外の感性や実務へ費やされるべきでもあろう時間を気に留めつつ過ごせれば、と思う。
新鮮さ
(不器用すぎて自分の中だけの時間をためこみがちな貴方が、自分の外での恥をかくことの経験を過去形として見なおしたり、自分に欠けがちな皆と話せてわいわいいって楽しんでる様子を「新鮮だな」と見れるなら、今の自分の身の丈の器とその先の行動パターンがわずかであれ見えてくるのでは。 橋本治「青空人生相談所」)
■ 呉智英氏の「イジメ自殺」についての文章。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/books/breview/29130/
人間のあいだの軋轢から生ずる感情を、過度なタテマエごとで縛りつけ自己をネガティブに位置ずける思念を防ぎ、 感情を怒りや知恵やコミュニケーションやレトリックへとまっとうに転換する、 自己のエモーションと環境のより的確な認識への意思の復権ではと僕は感じた。
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