七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2006年08月19日(土) |
「TOKIO日和?」よりつづく |
「TOKIO日和?」から続いて日記を書こうとしていた今。 テレビを見ているうちに、だんだん自分を取り戻し始めていた。 が、それは旦那の一言でもろくも崩れた。「もういいから!(しゃべるな)」 私は夜になればなるほど、自分の時間という自覚から元気になる。薬を飲んでも、起きていたいという気持ちが強ければ 眠くはならない。 今夜もやっと自分の時間になると、気持ちが緩んでついテレビを見ながら有頂天になっていた。 そうしたら旦那のこの言葉だ。実家の父親と同じだ。私はそんなにうるさいのか?ジャマをしているのか? 私の居場所はどこにあるのか?
また泣いた。泣いてもしかたないけど、泣くことでしか気持ちを逃すことができない。
今日やっと急遽心療内科にかかれることになり、夕方からカウンセリングと診察を受けた。 カウンセリングの先生はいつもとは別の先生だったが、今の自分の苦しさを伝えることができたと思っている。 昨日ここに書いた悩みの答えを先生に求めた。 先生は「正直に伝えないとわからないでしょうね。伝えてかまわないですよ。伝えたことで自分を責める必要もないんです。 それより怒りを爆発させて、よけい自分を苦しくさせることの方が心配です。自分を苦しめることをできるだけ周りから 排除しないと」と言った。
怒りを爆発する、そう、私はいつもそうだ。そして、爆発させたことを後悔し、自分を責めて泣く。
実は先日こんなことがあったのだが、あまりにも情けなくて日記にも書かなかった。 ファミレスに入った時のこと。お昼時で混んでいたため、一生懸命ウェイトレスさんを呼んでも気づいてもらえず、 水もオーダーも来ないまま、私より後から入った人にはさっさとオーダーをきいているウェイトレスさんに プチッとキレてしまった。 それでも気づかず行ってしまう彼女を、立ち上がって近づいて呼んだ。 「さっきからずっと呼んでるのに、全然来てもらえないんですけど?!それにあの方、私より後に座られたのに 先にオーダー聞いてましたよね?!それにあの隣のテーブルの方も、オーダーきいてた方より前に座ってたんですよ?! 先にオーダーきいた方がいいと思いますけど?!」 ↑私が言ったことほぼそのまんま ウェイトレスさんに「申し訳ありません」と言わせてしまった。 私は怒った後、必ずと言っていいほど泣いてしまう。その時もそうだった。怒った自分が情けなくて、 ファミレスの中なのに涙が浮かんできてしまい、こらえるのに必死だった。 たまたまそばに来た店長さんに、自分のイライラで怒ってしまったことを伝え、そのウェイトレスさんを呼んでもらい、 自分の非礼を詫びた。 そうしないと、自分自身が許せなくて食べ物も喉を通らなかったから。 ウェイトレスさんは「いいえ、こちらこそ申し訳ありませんでした」と言ってくれた。
このことを、カウンセリングの先生に伝えた。 先生は「偉いですね、謝ることはなかなかできないんです。そうやって苦しんでここに来られる方はたくさんいますから」 このことと昨日の悩みの答えをもらえたことで、私は自分が認められ、正直に言いたいと思ったことを 実行していいのだと背中を押されて、気持ちがラクになった。
友達には失礼にならないように、今の自分を正直に書こう。
そんな気持ちで帰途についたのだが、地元駅で家に電話すると息子が出た。 なんで息子が出たのかあまり疑問に思わなかったのだが、実は旦那が夕飯のお弁当を買いに出ていたのだ。 そうとは知らず、息子も早く帰ってきてとしか言わなかったので、買い物して帰ってしまった私は、 帰宅してまたもキレた。私が買ってダブったお弁当。しかも二人は何事もなかったかのように、自分たちの分しかないお弁当を 先に食べていた。 おなかがすくと不機嫌になる旦那は、待つことができない。だから人の電話を待たないうちに買い物に出たのだ。 私はしばらく鍵をかけてこもっていたが、こもるエネルギーも失せたので、部屋を出て残ったお弁当を全部食べた。 たぶん1.5人前以上あったと思う。
こもっていた時、「噛みあわない歯車があるんだよ、ハルちゃん」とハネウマを書いた晴一につぶやいていた。
昨日は一日旦那が息子の相手をしていたので、今日は私は不調ながらも、息子をつれて外に出た。 でも気持ちが沈んだままだったので、息子の話の相槌さえ打てない状態だった。 そんな中、心療内科から診察OKの電話をもらい、やっとのことでみてもらって帰ってきたというのに。
息子の理解力と説明力のなさを痛感した。電話でも状況が説明できない。たぶん幼稚園か1年生くらいの感じ。 旦那は私からの電話が来るかもしれないのに、息子をおいて買い物に出た。 いつも思う。旦那といると、どんどん自分が追い込まれていく気がする。 診察の時、先生に言われた。「旦那さんにいろいろやってもらわなきゃだめよ。もう私は限界です、って言って」 でも私は思った、頼んでいろいろやってくれる旦那だったら13年も苦しんでいない、と。 頼めば減らず口が返ってくる。口をきかないクセに口を開けば人を傷つけることしか言えない。 そんな奴に頼まなければできない自分も悔しい。手の平の上で旦那をころがして、陰で舌を出すということができない。 息子にはやる気を出させるように言ってやらせることはできても、旦那には口が裂けても言いたくない。 意地っ張りと言われても言いたくない。口をきくのもめんどくさがる奴に、私が何を話してもうるさいと思ってる奴に、 頭を下げて頼みたくはない。
噛みあわないから回らない歯車もあるんだよ、晴一。幸せじゃないジューンブライダーだってたぶんいるんだよ、昭仁。 (私はジューンブライドじゃないけどね)
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