七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2006年08月18日(金) |
悩んでいる。苦しい。 |
具合が悪くなり、息子がずっと楽しみにしていたとしまえんには、旦那と息子の二人で行ってもらった。
他の方から見たら何の悩みにもならないかもしれない。けれど私にはものすごく苦痛で、重荷なことがある。
ご存知の方もいらっしゃると思うが、私は人の文章が読めない。よっぽどの興味や必要性がない限り、人の日記もブログも 読むことはない。 鬱になった頃はまだ、パソコンもメールもやってはいなかった。時代が便利になって、メールがごくふつうになって、 会ったこともない人と友達になり、メールのやり取りもできるようになった。その反面顔が見えないから、 メールの文章が心に影響を与えることも少なくない。 楽しいことならいいのだが、これが仲がこじれたりすると顔が見えない分、本当に怖い。 特に、以前TOKIO友達の何人かとそれぞれトラブってから、人や言葉が怖くなってしまった。 もちろん私の性格も原因の一つで、そこには熱烈なファン心理が絡んでいるせいもあるのだが、とにかく人の言葉が怖いのだ。 時が経てば薄れるどころか、かえってひどくなっている。
ふだん会ったり電話で話している友達からのメールは、当然重荷に感じることはない。私のことをよくわかってくれているから。
実は、時々届く長年会っていない友達からのメールが怖い。彼女には、自分の鬱も息子の障害も、メールで伝えてきた。 この日記を読んでくださってる方にはわかっていただけると思うが、人の文章を読むと、私には他の方のごくごくふつうの日常生活が うらやましくてたまらなくなってしまう。 他の方には当たり前のことが、しょうがいと呼べるものを持っている子供の親には当たり前ではない。 人が1でできることも、私たちには10も20もかかってようやくできるということも多い。 頭ではわかっている。恨んでるわけでもない。恨めるわけがない。苦しいのは自分だけじゃないのもわかっている。 でも苦しい。 彼女からはいつも、ごくごくふつうの日常のメールが届く。それは誰にでもふつうな日常のことだと思う。 でも私には読むのがつらい。ましてやメールを返すのも、本心で返信できないのだ。
子供が大きくなれば、どんどん親から離れて行く、一緒に旅行も行かなくなる。 いずれは息子もそうなってくれると信じているが、それがいつになるのかは、世間のものさしでは計れない。 子供の成長や日常がありありと綴られているメールの詳細を、ここに記すことはできない。けれど、彼女にとっての日常や悩みが、 その悩みでさえ私にとってはめちゃくちゃうらやましくて、悔しさや苦しみを誘うのだ。
あまりにも苦しくて、私の今感じている苦しみを、正直に返信しようかと思った。 いつもそう走ってしまい後悔するすることも多いから、そうしてしまうことでまた自分を責めてしまったりするから、 昨日かかったばかりの心療内科に今日も行こうかと思った。 が、心療内科には悩んだり苦しんだりしてる人が数多く来る。みんな病んでいる。急患で私がみてもらえる余裕はなかった。
彼女には私の苦痛は伝わっていない。だから伝えないとわからないと思う。 私の鬱も息子のしょうがいのことも伝えたけど、何が私を苦しめるのかはわかってくれてはいない。 たぶん同じような経験をしない限り、人の苦しみは他の人にはわからないから。 このままメールを返さずに遠ざかって行ける私でもない。私はどうしたらいいのだろう?
追記。
こうして書いて誰かに読んでもらっているとわかるだけで、気持ちがラクになります。 ありがとうございます。m(_ _)m
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