七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2006年01月15日(日) 言葉が怖い

昨日「新・ぽ組」に書いたけれど、今日も泣いた。
原因は、息子が生意気な口をきいたせいで、旦那が激怒したため。
息子号泣。それを見ていた私も発作が起き、泣きながら耳を押さえて言葉が怖いと震えた。
息子の気持ちが痛いほどわかってしまう。自分を否定されたようになって、気持ちの持って行く場所を失う。

自分では文章を書いているが、人の言葉がとても怖い。昔からそれはあったけれど、
この5年くらいで、それがだんだんひどくなったような気がする。

たとえばどんな言葉か。

例1:先日の保護者会にて。
スケジュール帳を忘れた私が、隣のママに「ごめん、ちょっとカレンダー見せてもらってもいい?」とたずねた。
ママ「いいわよー。別に読まれてまずいこと書いてないから」
・・・・・。
彼女にとってはほんの軽いジョークなんだろう。でも私はなんだか嫌な気分になった。

例2:以前ここにも書いたと思うが、息子の大好きなお兄ちゃんが同じ特学にいるのだけど、
私の家に遊びに行って息子と遊びたいと言ってたという話になった時。
ママ「うちの子が遊びに行きたいって言ったみたいだけど、うちの子が行ったら、(私が)それこそ
   具合悪くなっちゃう。入院なんかされたら困るもの」
・・・・・。
私のことが心配だからではない、ってこと??って思ってしまった。
それを言うなら、先日の「一緒に連れて帰ってくれる?」と頼まれた時、私がこう言うのと大差ないんじゃないか?
「ごめんねー、連れ帰って何かあって、私の責任になったら困るもの」って。

被害妄想が強い、そう思ってもらってかまわない。ただ、そういう言葉が嫌いなだけだ。

ボーダー児って行き場がない。それを本当は先日の保護者会で口にしたかった。でも怖くなってやめた。

普通学級時代は、お母さん同士のそういう親密なやり取りはまったくと言っていいほどなかった。
ただ、保護者会など出席すると、すべての言葉がイヤミに聞こえてつらかった。
「うちの子は、○○がなかなかできなくて・・・」
私に言わせれば、そんなの悩みでもなんでもなかった。イヤミかよ?と心の中で叫んでいた。

ところが特学に行くと、「うちの子は、○○ができるようになって・・・」と言えば、
逆にイヤミに聞こえてしまうのだろう。(と私は思っている)
実際、「すごーい!」とか声が返ってきたことがあるが、なんだか言ったこっちの方が
ものすごく悪者に思えてしかたなかった。

だから、「行き場がない」という言葉が言えなかったのだ。

やっと休みが終わった。私にとって土日の2日間だけでもいっぱいいっぱい。
いつからか月曜日に祝日を持ってきて3連休になるようになったが、ホントやめていただきたい!!(怒)


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