やっちまった
ああやってもうた
きっと
衝動的に人を殺してしまった
時の気分はこうなのかもしらん
こう見えても
私にも少ないなりの
素人の女性の方との恋愛経験があり
素人の女性ってところが
いかにもダメ人間的な響きやねんけれど
いつも
いつもいつも思う事がある
もう
これ以上
女性の悲しむ顔を見たくはないんだ
見たくはないねや
確かに
私のちんこは
皮で深く包まれているんやけれど
悲しみで
涙で明け暮れる女性を
俺の胸で泣きなよ思う存分
なんて包容力など
これ無いんですなあ
だから
消極的やねんけども
女性の悲しむ顔は見たくはない
そんな概念が暴走して
付き合っている女性ならまだしも
付き合ってなくとも
もう女性の顔は見たくはない
それよりも何よりも
もう女性の周囲に
不幸の存在を認めたくはない
何か嫌なものを見るのなら
私がチープなトリックで隠してやりたい
それで女性が何か嫌なものを見ずに
笑えるのならば
それはそれでいい
それはそれでええやん
もうなんか難しい事とか
もうええやん
私が泥を被って
女性が笑えるんやったら
それでええんちゃうのん
って日々日々思っているわけで
でね
そこでや
昨日ふと入った麻雀ゲームのおかげで
ムラムラっと病気に襲われたわけや
何がや
ちんこが俺の頭が
で
そおゆうときだけは
テキパキと動く俺の脳みそが
まあ安ヘルスくらいなら
費用は捻出してやらんでもないと
所用もまあ連絡一本入れておけば
多少遅れても問題はないやないかと
そういやちょっと先に
安ヘルスしかもイメクラがあったやん
ほな麻雀ゲームに出てきた制服プレイで
ほう一件落着やん
と弾き出すよりも早く
私の足は店へと向かっちゃってたのねてへえへへ
んで
女の子と衣装を指名して
まあちょっと病気に負けた後悔もあってんけど
暗がりの部屋に通され
もう入ってもうたんやからこら楽しまないかんなと
そうやないと女の子とちんこに失礼や
って女の子が来る前にちんこは元気やねんけれど
まあ世間話をしてシャワーに入って
思わずシャワーだけでイキかけて
あかんあかんシャワーでイってもたら
何の為のイメクラやねん
と自分でちんこを言い聞かせてさてプレイ
とそのとき
彼女の口から思いもやらない言葉
少し追加料金を払えば本番もできるのよ
確かに風営法が整備され
多様化で競争が激化する風俗業界
弱小風俗店は存続の為に
多少の不法行為がある
しかしそれは
あくまでも噂話しであるであるでと聞きながら
実際に体験したことはなく
確かに予算オーバーやってんけど
風俗嬢なんて
皆理由あってやってるわけで
それでもえへへと笑い誠心誠意サービスを奉仕する
追加料金を払うことでその一部が
その風俗嬢に還元され
あははショッピングショッピングうふふ
なんて笑ってくれるならば
いやそれは不法だから
って不粋なことを誰が言えよう
断るわけがあるか
断るはずがあるか
据え膳食わぬは男の恥
５秒で即決しましたがな
すっきりしましたがな
やっちまった
ああやってもうた
ええやりましたがな
私のちんこは病気
梅毒とかそんなんやなくて
おまんまんさんが大好き過ぎる
大好きにもほどあるっちゅう病気
私を阿呆やと笑わば笑え
私のちんこは阿呆
ただ
いつもいつも思うことは
帰りの電車内で
石鹸臭い
いかにも風俗帰り感が
男にしかわからない世界が
電車内に限らず
なんでやねん的に不自然に
石鹸臭い男がいたらそいつは
これ確実に
これ絶対に
風俗帰りであることを
ただそこがちょっと
切ないんやけれども
っていうか
っちゅーか
私のちんこは
充分に笑えるカタチで
現にその風俗嬢にも
きゃーわーいーいーと評判で
悲しい人には
私のちんこを見せてあげよう
苦しい人には
私のちんこを見ると良い
暗い眼の人には
私のちんこで明るくなる
私のちんこ
拝ませたろか。
拝ませたろか。
拝んでくれへんか。
拝んだらええと思うんやけれど。
やけれども。
ただひとつ
たったひとつ
伝えたいことがあるんだ
伝えたいことがあんねん
ただひとつ伝えたいことは
土踏まずは
美味しいし
気持ちええにもほどがある
新たな性感帯の発見に
タコ踊りの２８の散財の夜。