2002年07月28日(日) |
成り上がりたいんですが。 |
黒は偉い 黒人の歴史は 迫害・弾圧の歴史で 色が黒いというだけで 黒人として生まれただけで 21世紀となった今でも 島国の日本人には意識が薄かろうが 人種差別は今なお 根深く残っており またそういった歴史的事実の因縁からか 葬式祭事などは 黒服を着衣し 霊柩車 また黒い噂 黒猫 カラス 黒い乳首 黒いおまんまんさん 黒は 縁起の悪い 忌み嫌う色として 広く世界に認識されているのだが 同様に 日本では 長く続いた男性主導の社会の中 女性の 黒いブラは 淫乱だの 欲求不満だの 女性蔑視の象徴として 長く昭和の男世界で 位置付けされてきたのだけど 黒が逞しいのか 女性が逞しいのか 現代社会は 女性が平気で 初夏の薄着の季節にもかかわらず 黒いブラを着衣し あまつさえ 黒いブラを透過させているのである これは 単にファッションだとか おしゃれなどの次元ではなく ひとえに 黒のイメチェン 既存のイメージを払拭するための 黒の自助努力に他ならないわけで その結果 黒というものは 世間に 旧来の暗い陰湿な 不吉な陰暗闇 その幻想的なゴシック的要素は 残しつつも 見事に 特に若い世代に幅広く 認知させるまでに 成り上がり もはや 白いブラウスにたとえ 黒いブラが透けていても 初めて彼女とベッドイン 優しくキスして 顔を赤らめ恥ずかしながらも 次第に大胆に成って行く彼女の服を ゆっくりと脱がしたところ その童顔とは 裏腹の黒い下着が鎮座ましましたとき 2週間おきに病院へ 睡眠薬と安定剤を貰いに行くときの ナースさんがあろうことか 黒いブラであったとき もはや 誰ももう 淫乱だの 欲求不満だの この雌豚 などと思うどころか うひょお、おひょお。いやっほお などと小躍りタコ踊りすることも 否 体現せずとも 心の中では少なくとも イエス と拳を握り締めるわけで だから だからこそ私は たとえ女性の たとえ貴女の 乳首やビラビラが 黒くても それは別に気にしない それはそれで構わない 多少メラニンが濃いだけで 気にせずとも 妊婦になれば誰でも 乳首まっくろくろすけ これ世の常 逆に黒い方が それはそれで興奮する事もあるのであり そんなに黒いの??? と更なる女体の神秘に 感心する事もしばしば それほどもう もはや黒は市民権を得 黒は その排除の歴史から 自らの努力によりのし上がった 黒い乳首もそれゆえ なかなか根性の胆の座った 怒涛の動乱の歴史を行きぬいてきた証なのであり もはや現代において 色による差別は もはや無意味 私のちんこは 立派なピンクで 皮も黒くは無い 覆い被ったちんこの皮同様 黒くもグロくもなく それはそれは 可愛らしいちんこで ちんこを見て ひいぃぃぃぃひいぃぃぃぃと トラウマを持つ女性でも 大丈夫 そのちんこで ひぃいいひいぃいぃぃと 言わせる持続力は 無いのだけれど このへたれ この早漏 この甲斐性なし きいぃぃぃきいぃぃぃと 非難される事は よくあるのだけれど。 私のちんこは 成り上がる事ができるのでしょうか。 仮性包茎でも イヤな顔されない 落胆されない そんな世の中に もうそろそろ なってもいいのじゃないかなあ。
|