気の弱い競走馬や
気が荒すぎて集中力のない競走馬には
マスクやシャドロールをつけ
その視界を狭めることで
レースのみに集中させることができ
普段以上の実力を発揮させるのであり
例えばプロレスにおいて
マスクマンという存在は
正体不明の神秘的部分を感じさせながらも
やはりショープロレス
近代プロレスには
正体がバレているため
メキシコのルチャがが源流なために
うさんくさく思われがちなのだけれど
私の敬愛する
ケンドー・カシンというレスラーは
その素顔は
青森の田舎の村長さんの４男
じょっぱりらしく
オトコ気にあふれ実に好青年で
アマレス３連覇など
輝かしい実績もあるのだが
しかし実力よりも
通には好かれるものの
アマレスがベースな為に
そのスタイルは地味であるがゆえに
マスクマンとして再デビュー後
人間ここまで変わるものか
と驚嘆するほどの
プロのレスラーでありながら
会場の音響機器を破壊する
素人の客を殴る
賞状は破り捨てる
どころか
表彰式・開会式すらボイコット
趣味はフィギュア収集
などやりたい放題
やはり
「マスク」
という力を改めて思い知るのであるのだけれど
ときに
私はサングラスが好きなのです。
サングラスさえしてれば
女性と普通にお話しできるのです。
サングラスがあれば
偏頭痛があまり起きないんです。
サングラスがあれば
嫌いな買い物でも平気なのです。
サングラスを探すためには
何処へでも行きます。
サングラスさえしてれば
マクドにも平気ではいれます。
サングラスさえあれば
風俗にも平気で行けます。
サングラスをしてれば
たとえ電車の中で
電車のＣＤを聴きながら
思わず｢電車〜でんしゃ〜」
と口ずさんで
周囲の女性に電車オタクと勘違いされ
変質者を見るような冷たい眼で
軽蔑されても平気なのだよ。
サングラスをしながら
たとえ電車の中で
お気に入りの特撮ＣＤを聞きながら
思わず「特撮！特撮！特撮！」
と口ずさんで
目の前の女子校生が
私を見て席を立とうとも
えへえへ全然平気。
サングラスさえかけてれば
女性店員の多いツタヤでも
あえてＡＶを女性店員に持っていくこともできる。
さらにサングラスをしてれば
ツタヤの女性店員に
あえて
女子校生・熟女・レズ・名作映画と
あえて一緒にレンタルし
この人は一体何マニアなのっ
と混乱さえさせてやれる。
つまり
私にとってサングラスとは
レスラーで言うマスク
競走馬で言う覆面
なのであり
サングラスをかけてこそ
ようやく一人前
いやさ一人前以上の私なのではあるが
今まで長年
私のちんこは
わんぱくにマスクを被っており
そのおかげで
一般人以上に傍若無人に
チャレンジ精神が強く
そのあくなき挑戦はとどまることを知らず
もちろん私は
人。特に女性に関しては
外見で判断することはないのだけれど
今ブサイクと一般的に言われてる人達で
我このブサイクとまぐわらば
を想定して一考してみるに
モリマン
森三中
青空
北陽
光浦やすこ
久本姉妹
さつきみどり
やしろあき
このへんのメンツであれば
もおどっからでもかかってこんかい
たとえ他人には大暴投であっても
私にはいたって普通に
立派に性行為なしとげる自信があるのだけれど
山田花子
こいついだけはちょっとむずかしいんだなあ。
ということで
私の女性の外見における判断基準は
山田花子ということに
今現在はなるのだけれど
もちろん人生何がおきるか
わからないから楽しいわけで
あくまでもこの基準は今現在なものなのだけども
もお基準が山田花子ということは
外見では判断しない。
って言っても世間的には
通用すると思うのだけどね。
しかしアダルトビデオという範疇においては
外見以外に判断材料はなく
まあたまには
でぶっこもの
ぽっちゃっこもの
巨乳という名の太っちょもの
という作品もごくたまにあるのだが
ここ最近のＡＶ業界の
作品の流れは
かわいい子に変態プレイを。
かわいいこがあんなことやこんなことを。
というのが一般的な流れがあり
おりしも
おりしも今日は
１週間前に買ったばかりの
お気に入りのサングラスを割ってしまい
まあ割ってしまったものは仕方がない
そんな事はよくある話しですから
何が悲しいって
数少ない友人や社会生活上つきあいのある人に
その姿を見せることなく
誰の評価を受けることなく
散って行ったサングラス
このやるせない怒りと
このやるせない哀しさを
これを不条理と言うのだね。たはは。
なんて余裕がなく
マスクを取られたマスクマン
ああ見ないで見ないで。
と私の普段の威勢はどこへやら
それでも
それでも最後の勇気を振り絞って
無難に
あくまでも無難に
スクール水着モノ
人妻スワップモノ
熟女レズモノ
と無難なラインナップで
無難にレンタルするしかなかったのである。
それでもやはり
私のちんこはマスクマン。
私のちんこはタモさん。
せめてちんこくらいは
ケンドー・カシンになりたい。
ほしぃくずう〜。