2006年09月23日(土) |
旅日記9 ウィーン(中央墓地他) |
「地」と「他」って見た目かなり似てますな。 ども、ソラです。
7時過ぎに起床。8時頃朝食。 支度して10時頃出発し、王宮の近くをお散歩。 「こっちかな?」「あっちかな?」と歩いているうちにちょっと道が わからなくなりやや冒険。結局シナゴーグがあるからユーデンプラッツだろう、 と見当をつけて歩いていったら知っている道に出て一安心。
ぱっと見決してそうとは見えないようなスーパー(高級)ユリウス・マインル の中をちらっと見て、グラーベンの広場へ11時からある宮廷軍楽隊の演奏を 見に行きました。かなりの見物客がいましたよ〜。 軍楽隊は、グラーベンから王宮の中庭までパレードするので、後ろにぞろぞろ くっついて王宮へ。日本じゃなかなかないのどかな感じ。 普通、演奏してるすぐ後ろを歩けないよね〜。
王宮についたら、ミニコンサート。 フリューゲルのすぐ後ろに立っていたんだけど、おっさんらすごいやる気 まんまんなの〜。リピートした所でアドリブ入れたり、意味なくオクターブ あげて吹いたり。超はりきってたよ。 シンバルが若いおにいさんだったんだけど、シンバルを頭上でくるっと回す 技のときはベテランっぽいおじいさんに交代してた。 若者は後継者なんだけどあの技をまだ会得していないに違いない( ̄▽ ̄)
地下鉄の駅で24時間券を購入。オペラ座前のスーパー(スパー)で 水を買い、屋台のピザでお昼ご飯。でっかいのが2切れで4.4ユーロ。 や、安〜い!!しかも、おいしかった〜♪
市電でヴェルヴェデーレ宮殿(上宮)へ。 中が美術館になってるんですが、ここにあの!クリムトの「接吻」があるんですよぉ〜。 あと、エゴン・シーレの「死と乙女」も。
クリムトは「どどーん!」って感じ。 エゴン・シーレはなんだか目が離せない感じでした。なんていうか、 絵の中の人に見られてるみたいな感じで。 3階にはテーマ別になった絵がいろいろ展示してありました。 肖像画のコーナーには、さわったらぷくっとしてそうなほっぺたの 男の子と女の子の絵が。めんこかったなぁ〜。
さすがにだんだんくたびれてきたみたいで、ちょっと気力がなくなって ヴェルヴェデーレの下宮は断念。 電車を乗り継いで中央墓地へ。電車に20分くらい乗っていたので うとうとうたた寝してしまいました。あっは。
中央墓地では、まっしぐらに第32A区画へ。 ここは「名誉区」で、有名な作曲家のお墓が集まっているんですよ。 ベートーベン、シューベルト、ヨハン・シュトラウス(親&子)・・・ 「軽騎兵」のスッペさんのお墓もありましたよ〜。 ちゃんと(?)撮影するときはお墓にごあいさつしてから写してきました。 なんとなく、ねっ。 有名地区を見た後、入り口近くにあるというサリエリさんのお墓も探した のですが、見つけられず。次回リベンジってことで。 ・・・って、次回っていつだー!! 独特なにおい(墓地臭?)のする中央墓地を後にし、電車と地下鉄を 乗り継いで「王宮家具博物館」へ。
とにかくものすごい量の家具。入ってすぐの方は「お部屋再現」みたいな 感じできっちり展示されているのに、後の方になるとかなり倉庫っぽく なるのがちと笑えた。 あと、実際に王宮で使われていた椅子に座れるコーナーがあったのが よかったっす。昔の椅子は今よりもちょっとクッション硬めでした。
外に出てあたりをぶらっとしてから(突然向こうから来たロマ風の女の子に 造花を渡されてびっくりしちゃった。買って欲しかったみたいなんだけど、 「ごめんね」して返しました)、地下鉄で中心部へ。
アイス食べたいね〜、とアイス屋さん(アイスはドイツ語で「Eis」)で ダブルのアイスを買って(こっちは基本ダブルなんです)、食べつつ ホテルへ。 ちょっとお昼寝してから夕飯食べに外出。 グヤーシュムゼウムというグヤーシュ専門店でお食事。 ソラはきのこのグヤーシュ(クネーデル添え)とモストゥ(発酵前のぶどうジュース)。どらどらは、子牛のグヤーシュ(シュペッツレというオーストリアのパスタ添え)とドゥンケル。 オーストリアのドゥンケルはドイツのシュヴァルツくらい黒かったよ〜。 グヤーシュ、どっちもボリュームたっぷり。とくにどらどらのグヤーシュに ついてきたシュペッツレは食べても食べてもまだあるって感じだったようです。 ここのお店の店員さん、陽気なお兄さんでした。なんせ、注文を取りにきたり料理を持ってくるときにかならず鼻歌まじり。注文すると「ふふ〜ん?」って楽しそうな感じだったし。ほんと、ウェイターが天職!って感じでした。
満腹&どらどらほろ酔いでホテルへ戻り、シャワーしてワイン飲んで就寝。
明日はいよいよヨーロッパとお別れです。早いもんですなぁ。
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