2006年09月20日(水) |
旅日記6 ウィーン(王宮各種博物館) |
各種ってまとめるなよ>自分 ども、ソラです。
今日は7時頃起床。8時に朝食。 どらどらから「ウィーンのホテルはあったかいものないと思うよ」と言われて あまり期待せずに行ったんだけど、あったかいスクランブルエッグとベーコンが ありました。パンも、3、4種類。カイザーゼンメル(オーストリアの丸い白パン)も あったよ〜。お約束通り、ナイフで横半分に切ってハムとチーズ挟んで食べました。
朝食の場所は昼間カフェになっているのかな? ここのホテルは移民系のスタッフさんが多いです。コーヒー、紅茶の注文聞きにきた お姉さんも東南アジア系の感じだったし。 あと、チェックインしたときのお兄さんは中東系、ベルボーイのおじさんはインド系。 国際色豊か〜(笑)
ホテルを9時頃出て近くをぶらぶらしてから(なにせ街の中心部ですからぶらぶらする ネタには事欠かない)、ホーフブルグ王宮へ。 シェーンブルンにも行く予定なので、シシィチケットを購入。 このチケットで、今日見る「王宮銀器コレクション」「シシィ博物館」「ホーフブルグ王宮」(この3つは繋がっています)と明日行く予定の「シェーンブルン宮殿グランドツアー(要するに公開している部屋40室全部が見られる。22室しか見られない「インペリアルツアー」なるものもある)」、さらに「王宮家具博物館」がセットになって 19ユーロ。 単体でホーフブルグとシェーンブルン別々に買っても20ユーロ以上するので 王宮家具博物館をすてても十分元は取れる計算。
まずは銀器コレクションから。ものすごい量の食器でしたよ。そして見事。 30mあるセンターピース(要はテーブルの飾り)も見てきました。 なんつーか、ごっちゃごちゃに飾り立てた!!って感じ。 銀器といいつつ陶磁器なんかもたくさん。ドレスデン発祥のマイセン磁器もありました。
続いてシシィ博物館。 ミュージカル「エリザベート」でもおなじみのあの人ですよ!(って、見た事ないけど) ものすごーく!自分のプロポーションを保つ事に全神経を向けていたんだなぁ。 皇帝からプロポーズされたとき、「皇帝が皇帝でなかったら」と言ったそうなんですが ほんと、皇帝がふつうの人だったらこんなことにもならなかっただろうなぁ〜。 「皇妃」「王族」という立場に押しつぶされちゃった人、という感じでした。
そしてホーフブルグへ。 ここは、皇帝の一家が冬の間住んでいたところ。 フランツ・ヨーゼフ1世のお部屋も再現されていました。ほんと、質素! そしてシシィらぶ。家族らぶ。家族の肖像とか写真がたくさん飾ってありました。 シシィの部屋は「健康命!スタイル命!」って感じでしたよ〜。 ドアの枠に吊り輪って・・・仲本工事?(ちがうから)
ホーフブルグを後にして、昨日お休みだった古楽器コレクションリベンジ。 オーディオガイドでいろいろ演奏も聴いてきました。 *オーディオガイドを借りると、展示されている楽器の演奏(録音)が聴けるのです。 超豪華そうなオルガンとかありました。「現代の楽器」としてシンセサイザーまで 展示してあったのにちょっと笑った。「古楽器コレクション」じゃないの?? そして、トロンボーンは出来た当初から基本的に変わっていない事を再確認。 やっぱりそうっすよね。 うわさの(?)ワーグナーチューバも見てきました。
グラーベンまで戻ってきて、ペスト記念柱近くのイタリアンでお昼ご飯。 どらどらはボロネーゼ、ソラはポモドーロ。2人揃って赤いです。 「赤っていいよね!byトニー@ダーリンは外国人」 お隣に座っていた紳士から塩を借りられたりしつついいお天気の中外ごはん。 こっち来てから昼、夜問わず外ご飯が多いかも。天気いいから気分もいいしね♪
一度ホテルに戻った後(宿が中心部にあると便利〜)、国立オペラ座のガイドツアー。 ロイヤルシートに座ってきましたよ〜。ここで公演見たら・・ぶるぶるぶるぶる。 幕間にお茶したりなんかするロビー(?)に展示されていたマーラーの旅行用 携帯ピアノを激写。ちゃんと音でるのかな〜? ドレスデンに引き続き、オケピット激写。ゼンパーオーパーよりも浅くて広かった。 そしてさすが、シュターツオーパーのオケピットはきれいでしたよ〜。 んでもって、無造作に置かれるハープ、コントラバス・・毎日公演あるからいいのか?
そこからカプツィーナー(皇帝納骨所)へ。 ものっそい豪華な棺がずらずらっと並んでいました。特におっきかったのが マリア・テレジア。うーん、圧巻。 他の棺は遠慮して撮影しなかったんだけれど、マリア・テレジアさんだけ ご挨拶して撮影させてもらってきちゃったよ〜。 一番奥に、フランツ・ヨーゼフ1世とエリザベートの棺がありました。 さすが、フランツ・ヨーゼフ1世の棺は質素。きっと遺言でよぉーく言っておいたに 違いないっすよ!
オペラ座ガイドツアーのチケットにくっついていたので、王宮の方まで戻って シュターツオーパーミュージアムへ。 2005年まで年表があったし、最近できたばかりみたい。 カラヤンのタクトとか、バレリーナの衣装とか見てきました。
カプツィーナーの前をまた通ってシュテファン寺院のまわりをぐるっと一周。 ホテルの近くにあったBILLA(こっちの大手スーパー)で水を買ってホテルへ。
ばちこーん☆とおめかしをして18時ころホテルを出発。 てこてこ歩いて楽友協会まで。「おめかしした時でないと入りずらいし」と インペリアルのカフェでお茶するつもりが間違えて反対方向へ。 戻ってみたらちゃんと発見。念願の「インペリアルトルテ」を食す。 さすが超高級ホテルインペリアルのカフェ! 内装が落ち着いていて、ソファも超ふかふか。ウェイトレスさんもきびきびしてました。 そしてインペリアルトルテ。 非っ常〜〜〜に!おいしかった!! 生まれて初めて「マジパン」をうまいと思って食べたね! 割とお腹に貯まる感じだったので、これを軽めの夕食として楽友協会へ。
モーツァルトオーケストラという観光客向けのお気楽なコンサートだったのですが 場所が楽友協会というだけあって(ウィーンフィルが毎年ニューイヤーコンサート やっているあの場所デスよ!)お客さんの9割くらいはちゃんとおめかし。 見た目はモーツァルトの時代そのままの悪く言えば「コスプレ楽団」なのですが 演奏はしっかりしてました。 昔のスタイルを踏襲した形式ってことで、有名な交響曲の1つの楽章だけ、とか オペラのアリアとかで気楽〜に飽きないで楽しめる感じ。 演奏している人もお客さんものりのりで、楽しかった〜。 アンコールには「お約束の」ラデツキー行進曲で大盛り上がり。
コンサートの余韻にひたりつつ、ぶらぶら歩いてホテルへ帰還。
明日はシェーンブルン。歩くぞぉ〜〜〜。
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