僕の、場所。
今日の僕は誰だろう。
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黒い服の背中は 大きいくせに 悲しそうで
何を考えているんだろう?
「優しい人だった」 とお前が言う存在を なくしてもう6年目 泣きそうになるのを こちらが堪えながら その背中を見ていた
低く重い金属音が響いて 天に吸い込まれていった
夏のある日遊びに行った
部屋の中 たくさんの星の本 壁にかけられた 星の写真 大きな大きな望遠鏡 全部全部 お前を育んだもの
もういないんだなぁ きっと嬉しそうに楽しそうに 今度見える箒星の話をするんだ 会いたかったなぁ
これが「いない」ということ
more different
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