優しい=青い部屋=あたしとmasayaの日々。

2001年08月23日(木) 木曜日/メンソール煙草

いつものように、水曜日の夜からチャットがはじまる。
他愛のない会話が延々と続く。
それが楽しい。

masayaの受け答えが微妙に面白くて
延々と下らない話をする。
そうして、日付けが変わって木曜日になった。

午前2時。
あたしはいつも吸っている煙草が切れていたので、
買いに行こうかどうしようか少し迷った。
いつも、午前3時頃にお開きになるので、それまで我慢してもいいかなと。

でも、夕方くらいから吸ってなかったので、
ああ、もう我慢の限界かなと。

ああ。吸いたい。1本頂戴。

メール添付でいいか?

そんなやり取りをするのも楽しい。


買って行ってあげやうか?

ほんとに?嘘でせう?びつくり。

ん?まぁ様子見たら自分なりに安心ぢゃない。

あたしは前日の早朝に、喘息の発作を出してたので
少しは心配してくれてるみたいだ。


はいはい、何を買っていけばいいんだ?

メンソール。プティート。
緑のだよ。みどりの。

じゃぁ、スカイメールで入れておいて。

入れたよ。

じゃぁ、適当に買って目指すから。
迷子になったら連絡します。

待ってるぅ。



彼の家からうちまで、普通に来れば15分程で来れる。
それなのに、30分が経とうとするのに、彼はまだ来ない。

事故でもしたんじゃないだろうか?
そう思って、外で待つ。
10分程待ったところで、やっと彼の車が見えた。

お待たせぇ。道に迷ったよ。

助手席にはセーラムがふた箱。

ありがとう。心配した。事故にでもあったかと思った。

事故にあったら電話するよ。

ねぇ。ドライブしよう。

いいよ。


適当に車を走らせる。
夜に出る事がめったにないあたしは、それだけでもすごく楽しい。

ああ、もっとちゃんとした格好で来れば良かった。
あたしは寝る前そのままで、薄いワンピースの下は下着をつけてない。
これじゃ、どこにも行けないねぇ。

しばらく走って、彼が言う。

どこに行く?

うんと、masayaんち、、でもいいよ。

じゃぁ、適当に走って、そうしますか。


深夜というか、もう早朝の時間。午前4時。
夜に来る青い部屋は、少し違った印象。
周りの家々も寝静まって、とても静かだ。

黄色い小さい明かりの中、
あたしはmasayaと抱き合う。
昼間でも声が漏れるというのに、深夜は気を使う。
こんなに静まり返った中、少しでも声をあげればすぐに響くだろう。

声を抑える為に、あたしはタオルケットを噛む。
声をあげないように、あたしは自分の指を噛む。
声がもれないように、あたしは彼の肩を腕を、噛む。
そうしているのに、どうしても声が出てしまう。

正常位で、激しく突きながら、彼があたしに言う。

噛んでもいいよ。

目の前にある彼の腕をあたしは噛む。
快感が高まると、どうしても力が入る。
加減をしているつもりだけど、、、。


何度もイッテ、彼もイッテ、そうして、少しだけ抱き締められてゴロゴロして。
もう、帰らないと行けない。
朝までには帰っていないと、、、。

masayaの両腕には、紅い噛み痕。


ごめんね。

ん?いいよ。声を出されるよりはいい。


そう言って笑う。

でも、すごい痕だねぇ。

大丈夫。



明け方5時半、あたしは家へと送ってもらう。

ありがとう。

ん?安心しに来たんだから。


降りる前にキス。
ああ、今日はお疲れって言わなかったね。
彼の車を少し見送って、あたしは午前6時前に、家に帰った。


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~*Yuu
エンピツ