それからすぐにあたしは彼に逢いに行った。 翌日だっただろうか? 翌々日だっただろうか?
青い部屋で座っているあたしがいた。
masayaは相変わらず、あたしを愛でる。 感触を確かめるように撫でる。抱き締める。 ふたりで、ベッドに並んであたしたちはほとんど言葉もなく抱き締めあう。
ねぇ。気持ちいいね。 そうだね、気持ちいいね。
1時間近くそうやって、言葉少なにお互いを確認して それから、あたしたちは、セックスをする。 はじめての時よりも感じる。 子宮の奥まで届く。 貫かれる快感。 声を抑える事は、あたしにはできない。
抱き合った後、身支度をして、煙草を吸いながら話をする。
またやっちゃったね。
やってしまったね。
顔を見合わせて笑いあう。
午前中二時間だけの秘密の時間。
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深夜、masayaとメッセンジャーで話していた。
明日は午後から出動しやうかなぁ?
そなの?うーんと、じゃあ行こうかなぁ。
少し期待感を持ってそう言ってみる。
ん?いいよ。
いいの?
寝てるかもしれないけど。
そうか寝てるかもしれないのね。
それなりに起きるから。
それなりか。
だから、それなりでおひで。
その会話の後、また他の話題に流れた。 何ごともなく、チャットは流れる。
午前3時前、おやすみを言って落ちようとすると masayaがこう聞いて来た。
あのさー。
何?
明日来てくれるのかな?
うん。行く。
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朝10時前に彼の家に着く。 こないだはじめて逢ったばかりなのに、 あの青い部屋に行くのはもう3度目だ。
今日もまた二時間だけ。 あたしはmasayaと青い部屋に癒されにゆく。
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