お気に入り・選抜映画感想日記
daya



 大統領の理髪師

1960年代の韓国。軍事クーデターの後、新政権が誕生。大統領のお抱え理髪師にとなった、ソン・ハンモ。弱小市民と、息子のお話。風刺&コメディー。

前々から、見たかった作品。

反政府者として、マルクス病?と言う、容疑で、息子が拘束され、
障害者になってしまうわけですが、このマルクス病とじゃ、「下痢」だったりして
終始「お笑い」で、ドラマは盛り立て上げてます。

どんなに、理不尽な思いをしても、閣下さま〜〜!!と、ひたすら、平伏し、ちょっと、お抱え理髪師になれたことを自慢に思うハンモは、「パテニュールおじさん」なんかより、もっと、平凡な弱小市民です。そして模範生です。
それが、いいのだ・・。

*「パテニュールおじさん」は、フランス映画。ナチ戦争もの。超お気に入りの作品です。

最後、息子のため、「竜の目」をえぐる・・。
これが、肖像画なのが、またまた、小市民ぽくていい。。

しかも、ハッピーエンド。v( ̄∇ ̄)ニヤ

カミングアウト・吠える・ことは、絶対必要・・でも、
なんぼの意味なのだろうか?
ふと、そんな気になった映画です。

ケッコウ、笑いながらも、深い映画かも。

ふと、そう思う作品でした・・・。



2005年09月24日(土)
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