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オオカミ

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2004年03月25日(木)
絵の好き≠歌の好き

先日HPに絵を上げた


自分で書いた絵の中でもかなり
気合の入った物のつもりだ

優しさとほんの少しの寂しさを
表せてたらいいのだけれど
どうだろうか




絵はいつの間にか
物心ついた時から描いていた


「一番得意なのは絵を描くこと」
「好きなものは歌」
「なりたい職業は詩人」


小学校の卒業文集にもそんなことが書いてある


それ位、絵を描くことが好きなのだ
そうしたら歌はどうなのか


この間友達に歌と絵はどっちが好きなの?

と聞かれた



自分は歌だと即答した


以前からここの日記にも書いている通り
一番好きなのは歌なのだ






そうしたら、自分にとって絵とは何なのだろう
ふっと考えてしまった



何なのだろう


とても好きなわけでもない
でもたまに無性に描きたくなる

書き上げるととても満足するし
自分の中の何かが落ち着く


幼い頃からやり続けてきたことを特にあげるなら絵なのだ。
歌ももちろん幼いときからやってきてはいるが

本当に物心ついたときにやっていたものをあげるなら


絵を描くということなのだ


うまく説明できないけれど


自分自身の一部のように
自分という「固体」の中に
浸透しているものが絵なのかもしれない


歌は浅く浸透しているが
もっと外向きのものだ

仕事としてもしやれるなら歌
仕事にしたくないのが絵


そんな感じで分かれている


なんというか


まるで、この日記に似ている
自分と向き合うような感覚


外側へ投げかけるのが歌だとしたら
内側へ語りかける力を持っているのが

絵なのだ


もちろん、絵を見てほしいという顕示欲はある
でも、それは、歌の方がはるかに大きい


きっと、自分自身が描きたいから描いている
それだけなんだと思う


それがまるで当然のようになってるだけで



書き上げたときの満足感は他のものではない
何かがある



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そんなものを味わえるのだ
自分にとって歌の好きと
絵の好きは違うのだろう


そんなことに気がついて
少しおかしな気がした

やっぱり一番見えてないのは
自分なのだ


今日の一口<色々な好きがあっていい 色々な思いがあっていい>


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