初日 最新 目次


Trash Box
オオカミ

My追加

2004年03月24日(水)
思いふけて

今日久しぶりに関東のとある人と連絡がついた

約1年半位前に、連絡を良く取っていた人だ

彼とはいわゆるチャット仲間だった
チャットで出会い、色々な話をした

他愛の無い雑談から、真剣な話まで。



あの頃の自分は、
メールやチャットをよくする人間で

チャットで、特別仲良くなった人とは
メッセンジャーで話をして
画像の交換などもたまにはしていた

それが不自然なこととは気が付かずに
お互いに虚像を作ってしまうだけだとは考えずに

いや。気が付いていたのかもしれない

ただ自分は寂しかっただけなのかもしれない






ある時
その人に好きだと言われた


でも、自分は答えることが出来なかった

友達を増やしたいという思いはあっても、恋人を作ろうとは
思っていなかったから

怖かったのだ。写真を交換しているとはいえ
会ったことがないのだから



お互いに虚像を作りあってるだけで


寂しさを埋めるための幻想でよかった
そうなのかもしれない


元から、一人のほうが好きなのだろう


だから、相手の気持ちに答えないだけではなく
相手を思いっきり突き放した


そして、連絡は途絶えていった


同じように会ったことが無い人に
告白されると今でも突き離すだろう



だが、もう少しやりかたを考えるべき
だったのかもしれない
自分は彼を傷つけてしまった


ひどく横暴なやり方で

その相手に「殺すぞ」
とまで言われた

愛が憎しみに変わる

それを実感した台詞だった

自分は驚いたのを覚えている
その感情のあまりの激しさに








その後彼とは仲直りしたのだけれど
あまりお互いに忙しくなり連絡を取らなくなって
自然消滅した

相手のアドレスだけ残った




その彼から今日メッセージが来たのだ

「サインインお互いして顔を合わせたからちょっと挨拶でも」


その後は長々とした会話

その時に謝ったのだ
横暴なやり方だったと

そうしたら


彼は何も悪いことをされていないといった
自分が悪かったと視野が狭くなってしまってたと



その会話をした時に、自分は胸の中を
何か暖かいものが漂っているようなきがした


しこりが取れたというわけでもない
元々自分が正しいと思ってやったことなのだから
やり方は違えども結果は自分が求めてやったことなのだから


認めてくれてうれしい…
それとも又違う
元々そんなことを望んでいないはずだ


ただ、どうしようもなく暖かな気持ちになって
微笑んでしまったのだ


ふっ…と


それが何なのか自分にはわからない



↑エンピツ投票ボタン押すと文章の続きが見れます






昔自分のやった行動を思い返して
あの頃の自分を思い返して

懐かしさなような
それでいて新しいような


暖かな気持ちに

なったのだ



今日の一口<表せない気持ちを表すために言葉はあるのではないか>


My追加