我が家はお茶が好きで よく、お茶会をする
こう知人に話をすると誤解されるのだけれど
お茶会といっても不思議の国のアリスのようなものや 貴族達が良くするあれとは違う
一概に違うと言い切ってしまうものではないのだけれど 格式ばった物をやっているわけではないと言いたいのだ
ちゃぶ台を囲んでお爺さんとお婆さんが、お茶をすすっているようなものを 想像してくれたらいい
家にいる家族で集まり菓子を食し、お茶を飲む 時間帯は主に夕方と食後二時間後くらい 緑茶だけではなくて紅茶も良く飲む いや。むしろ紅茶のほうが多いかもしれない
このお茶会はいつから続いていたのだろう いや。いつから自分は参加していただろうか
明確には思い出せない
だが今日ふと思ったのだ
このお茶のおかげで家族はどれだけ交流できているだろう
温かい飲み物を飲みながら落ち着き会話ができる こんな環境は他の家では無いかもしれない
確かに自分が反抗期のときはその時間をうっとおしいと思った事はある
だが、考えてもみよう
家族と一緒にいることができない子供達もいるのだ 会話どころか、丸一日顔を合わせない家族もいるのだ
そんな人たちの中には気楽でいいよと言う人達もたまにはいるけれども
確かに気楽かもしれない 反抗期のときはそれこそうらやんだりしていたのだけれど
今の自分にはうらやましいとは思えない
自分なら嫌だ 幼い頃に広い家で一人だなんて
想像もできない
この歳になると、自立したいとか経済力を持ちたい等の そういう思いはもちろんあるのだけれど
親がずっと生きているわけではないのだ 家族がずっと一緒なわけが無いのだ
だから
自立したい思いなどとは別にこのお茶会のような 家族と共に過ごす時間を大切にしたいと思う
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