人付き合いというのは 難しい
お互いのことがわからないし どこまで踏み込んだらいいのかもわからない
あまりに踏み込みすぎると相手は気分を害す
逆に踏み込みが浅いと引っ込み思案に見られてしまう
自分には何人か親しい友人がいるのだが、 その中でもとりわけ親しい友人である病み刃や 陸名とはもう5年近い付き合いになる
陸名は至って純粋で、感情表現が豊かな人間だ。
その一方で友達思いで素直で明るいといった 性格の持ち主で自分とは正反対の一面をたくさん持っている
病み刃は少し理屈屋で頑固なのだが根が優しい人間だ
その一方で趣味の話になると急に良く話し出したり ネタがあがっていると深くまで話ができるような所もある
全く性格が違う彼らといると 仲が悪そうに思えるかもしれないが 決して居心地は悪くなく むしろとても良い
色々なところで刺激がもらえるのだ
思うにここまで仲良くなれた理由と言うのは お互いの距離感からではないだろうか
適度にお互い踏み込みあえた関係
裏を返せば決して依存しあわず 物事をするときには一緒になってできる
妙な一体感
空気の協調
そんなものを持てる
そんな空気を持てるのはお互いが 腹を割って話をしてきているからだろう
色々な相談や 共にしてきた行動
それらをしてきているから 彼らといるときは心地よく
自分らしくいれるのではないかという風に思うのだ
もちろん相談をするのがいいと言いたいわけではない
自分なんぞは彼らに相談はほとんどしてきてないのだ
ほぼ全て自分で解決してきた
相談することが大事なわけではない
お互いが困ったときに支えてあげるわけではなく 話に乗ってあげれる
それが大切なことなのだろう
そんな彼らとの関係を思い返して思うことは 結局人付き合いとは
お互いの距離感を図ることなのだ
そのためには焦っても仕方が無い
ゆっくりと距離を測っていく
お互いに礼儀をわきまえ 少しずつ 近づいていけばいい
そうしていけばいい
付かず離れずそれでも お互いのことがある程度はわかる
そんな彼らとの関係を自分は人付き合いの理想形として 自分は考えるのだ
今日の一口<礼儀を重んじる人には人が寄ってくる>
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