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オオカミ

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2004年02月23日(月)
家族

今日は俺以外の家族全員が
仕事などの用事で出払っていた。

それで、まあ、留守を任されたのだが
留守をする際いつも気をつけるのが
うちの「カキ」という犬だ。
いつもは俺なんかに付きまとわないで
親父殿や、母上殿について回るくせに
いざ、俺と二人きりになると
俺の傍に寄り添ってくるわけだ

家に二人っきりのとき
俺が自分の部屋にいると、勝手に入ってくる
扉を開けてないと開けろとばかりに
扉につめを立てがりがり鳴らす。

そして、俺の横でうずくまり
すやすやと眠るわけだ

ペットというのは、なんともいえなく可愛いと思う。
孤独感をなくしてくれて

人と違い、こちらが愛情を与えた分
その体いっぱいでこちらに愛情を示してくれる。
言葉なんか伝わらなくても
その体いっぱいの表現でこちらに意思を
伝えてくれるのだ。


いつか、何かの番組でこんなことを
言っていた。

ペットとは家族の変わりに、
寂しさを紛らわすために出てきた「物」だと

でも、それは違うと思うのだ
いや。正確にはその「表現」は
違うと思うのだ。

そうではなく

ペットとは家族がいない人に
温かみを提供するためにある「新しい家族」だ


と、少なくともそういう風にいうべきではないかとおもうわけだ。


少なくとも、俺に取ったら
「この子」は家族であり
家族の代わりとか「代用品」では無いのだから。


今日の一口<無垢な心から出てくる思いほど綺麗なものは無いかもしれない>


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