月の輪通信 日々の想い
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2007年10月28日(日) 介護の技術

夕方、おばあちゃんちへいってたアプコが慌てて帰ってきて、
「おばあちゃんがたいへん。助けに来て」という。

義母のリウマチ。ここの所冷えたせいか、再発しつつあるらしい。
居間で横になっていたが、痛くて起き上がれなくなったらしい。
義父が手を貸そうとしたが、痛い痛いと大きな声で言うばかりで埒が明かないので、アプコを使ってSOSを出したようだ。

慌てて飛んでいって義父と二人で起こそうとしたが、うまくいかない。
あれこれやってみたが、義父にちょっと退いててもらって、義母に私の肩に手をかけて抱きつくようにしてもらって、一人で体を持ち上げるようにしたら意外にあっけなく簡単に起こすことができた。
TVやなんかで見たことのある介護術を思い出して、真似してみたんだけど、さすがに理にかなっているらしい。 介助するほうにとっても少ない力で腰を痛めることなく、介助されるほうにとっても楽な方法がきっとあるのだろう。
おそらくは、たくさんの人たちのたくさんの経験の中から確立されたのであろう介護の技術。こんなことなら、こういう介護の理論をどこかでちゃんと習っておけばよかったと、いまさらながら思う。

いよいよ、我が家も家族で3人の年寄りを支える介護生活に突入の気配。
じわじわと覚悟を決めつつ、ため息をつく。


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