月の輪通信 日々の想い
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2006年10月28日(土) グラタン大盛り

曇り空。
ついこの間「もう秋なのに暑いね」とぼやいていたのに、今日はストーブが恋しい日だった。
ちょっと寒くなると、急に冷蔵庫のお茶の消費量が減り、常に2本づつ常備の牛乳の減りが遅くなる。
昨日生協荷受けでまた2本届いたから、冷蔵庫は牛乳でいっぱい。
「ではそろそろ」と久々に今日の夕飯はグラタンに決定。

大鍋いっぱいのホワイトクリーム。
玉ねぎ、お芋、マカロニ、チキンに海老。
牛乳も一本半消費した。
焦げないように力を込めてかき混ぜていたら、木杓子もつ手がピクピクと攣りそうになった。
まるで給食のおばさんみたい。

8つのグラタン皿と2つの大き目の耐熱皿に分け入れて、ピザ用チーズをトッピング。あらら、これもかるく一袋使い切った。
これをオーブンレンジとオーブントースターと魚焼きグリルで焼き目をつける。
みんな一緒に熱々を食べようと思うと、使える熱源は総動員。
食卓の準備も整い、総員集合が整ったところで恭しく「あっちっち」を一つずつ運ぶ。
「お、グラタンかぁ。」と、子どもたちの頬が緩む。

「かあさん、このお皿、小さくなったなぁ。」
自分のお皿の分を食べ終わって、お代わり用の大皿に手を伸ばしたオニイが言った。長年使い込んだ耐熱の大き目のグラタン皿。子どもたちが小さい頃にはしょっちゅう食卓に上っていた。
まさか陶器のお皿が小さくなるはずはないんだけれど、がっしりと大人の男の手に成長したオニイがもつと、確かに一回り小さく見えるようになった。
大鍋いっぱいのグラタンを一晩でぺろりと平らげるようになった子どもたち。
食欲旺盛はうれしい成長の証。


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