月の輪通信 日々の想い
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2006年10月17日(火) 寝坊の理由

オニイ、中間試験期間に入り、今日はお弁当もお休み。
いつもより少しゆっくり目に朝のPCを楽しみ、7時になったので子どもたちを起こす。
「お〜い、7時だぞぉー。起きろー。」
と階段の下から声をかけ、上から順番に子どもたちの名前を呼んで、寝ぼけ声の返事が帰ってくるのをひとりずつ確認した。

お揚げと玉ねぎのお味噌汁を作って、アプコの好きなねぎ入りの玉子焼きもお皿に盛って、学校へ持ってく水筒の準備をして時計を見たら20分。
ありゃりゃ?おかしいぞ。
誰も降りてこないぞ?
いつもなら一番早起きのゲンが「おはよー」と絡み付いてきたり、寝癖頭のオニイが朝ごはんのおかずを偵察にきたりする時間だというのに、二階の子ども部屋は妙に静まり返っている。
さては2度寝だな。
「お〜い、20分だよぉ。だいじょ〜ぶ〜?」
ともう一度声をかけたら、ドドッっと誰かが跳ね起きる気配がした。

「かあさん、あのな、7時に起きてな、
ご飯喰って新聞読んで歯ぁ磨いて、
靴はいて、自転車にのって出かけたと思ったら、夢やったわ。」
と頭をかきながらやってくるオニイ。
残念やったね。

「目覚まし時計が止まってたよぉ!」
とグチグチいいながら、靴下を履いてるアユコ。
電池切れかな?
ご愁傷様。

「みんなが起きないから、ボーっとしてたら遅くなっちゃった。」
と、憮然としてるゲン。
人に頼らない。
自分で時計を見て起きろ。

最後に悠然と降りてきて、すっかり用意の整った朝食の席に着くアプコ。
「早く起きなきゃ、だめじゃないの。」
といったら、
「起きてたよ。寒いからお布団の中にいただけよ。」
・・・それは、寝てるのと一緒。
さっさと起きなさい!

ちゃんと成長してるのかなぁ、この子どもたち。


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