月の輪通信 日々の想い
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昨夜遅くに、アプコの友だちのKちゃんのお母さんからのメール。 「お米のお買い上げはいかが〜?20キロ五千円になります。明日届きます。」 Kちゃん母の実家は農家。 時々「田舎から送ってきたよー」と山盛りいっぱいのジャガイモやお茄子をおすそ分けしていただく。 新米の季節を前に、去年からのお米が古くなる前に一掃処分したいのだという。去年もちょうどこの時期にたくさんのお米を格安で分けていただいた。 「いつもわるいねぇ、迷惑だったら断ってね」と気を使ってくれるKちゃん母に、「とんでもない、美味しいお米を格安で分けていただいて、大助かり!」と二つ返事のメールを返す。
Kちゃん母は実家から定期的にお米が届くので、めったに市販の米を買うことがないという。その代わり、里帰りの折などには、「送料代わり」と弟嫁さんに金一封渡してくるのでどっちが安くつくかわからないなんて、笑うけれど、なんだかちょっとうらやましい。 経済的なことは別として、毎日食卓に欠かせない白米という形で、遠く離れた故郷の土や水といつもつながっているというぬくもりが、なんかいいなぁと思う。 だから、今年のお米もKちゃん母の生まれ故郷に匂いをお相伴するような気持ちで分けていただく。 「同じ釜の飯」ではないけれど、おんなじ田んぼのお米のぬくもりがちょっと楽しい。
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