月の輪通信 日々の想い
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2005年02月24日(木) ○田さんの怪

アプコの迎えから帰ったら、うちにいた父さんが
「PTAの○田さんから電話があったよ。あとで、かけ直してくれるらしいけど・・・」
という。
○田さん? はて、どこの○田さんだろ。
確かに○田さんは知ってるけど、PTAの連絡網にしても、そのほかの連絡にしても○田さんからかかって来ることはないはずなんだけど・・・。
PTA仲間のUさんにもメールで聞いてみたけれど、別段連絡網もまわっていないらしい。「急ぎの用ではない」といわれたそうなので、気にはなりつつ、引き続きアユコと出かけて夕方まで留守にした。
帰ってくると、案の定、○田さんからたびたび電話があったようだ
それも2度目は自宅ではなく工房の方に。都合○田さんは自宅に2回工房に2回電話してきた事になる。
急ぎの電話でないにしては、いやに熱心だ。
夕方まで出かけていると伝えておいたというのになぁ。
「帰ったらこちらから電話しましょうか」
というと、「出先からの電話だから」と言われたそうだ。

そもそも、私の知ってるPTAの○田さんだったら、「PTAの○田です」とは名乗らないような気もする。
「『PTAの・・・』って言われたの?」
と聞き返すと、父さんはちょっと自信なげ。「『いつもお世話になってます』と言われたので、PTA関係と思い込んじゃったのかも知れないけど・・・。」とあやふやになる。
「いつもお世話になってます」?
う〜ん。自宅だけでなく、工房の電話番号まで知っていると言う事はやっぱり知り合いの○田さんか。

時節柄、我が家には家庭教師の派遣や通信教育の教材の販売など、日に何本もの勧誘メールが入る。
大概は「○年生のお子さんのお母さんですか?」と確認してセールストークが始まる。父さんが出ても「お母さんに代わってください」と取次ぎを求められる。やはりお子様の教育環境の決定権は、父親ではなく母親と相場が決まっているのだな。
最近では、はじめから「こんにちは、××ですけれど、奥様いらっしゃいますか」と個人名を名乗って直接母親を呼び出してから、初めて販売目的を話し始める手合いも増えた。
相手がセールス目的と分かった段階で、黙ってプツリと切ることにはしているけれど、ありふれた名前を騙って世間話から話し始め、じわじわとセールストークを繰り出す人もいて、なかなか敵も作戦を考えているようだ。
果てさて、今日の○田さん、まさかその手の勧誘電話でもあるまいなぁ。
それにしても、工房も含めて3回もかけなおすだけの手間を、セールス目的のテレファンレディがかけるだろうか。

どちらににしても夜、遅くにかけ直してくるそうだから・・・と、待っていたけれど、結局、○田さんからの電話はなかった。
○田さんにこちらから電話して問い合わせてみる事も考えたが、間違いだったら失礼だし、ちょっと億劫だなぁ。
やっぱりなんかの勧誘だったのかもしれないなぁ・・・と思い込むことにして放置しておく事にした。
なんだか気持ちは悪いのだけれど・・・

私の知ってる○田さん、もしあなただったらごめんなさい。
もう一回だけ、お電話ください。


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