月の輪通信 日々の想い
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2004年12月03日(金) ざわざわ

気がかりな事をいくつも同時に抱えていて、心がざわざわ騒ぐ。
PTAのこと、広報紙の仕上がりのこと。
父さんの忙しい年末仕事の事。
やりたいのに滞っている家事のこと。
家族の健康の事。エトセトラエトセトラ・・・・。
一つ心が揺れ始めるとそれに連動して、気がかりや難儀な事が次々と頭に浮かぶ。
ざわざわは、勝手に自己増殖を繰り返すらしい。
そして目下のところ差し迫っているのは、明日の焼き芋大会。
子ども達がそれぞれの友達を呼んで、工房の庭の落ち葉をかき集め、焚き火で焼き芋をする。
天気予報は午後から雨。
当初、午後から集まってはじめるつもりだったが、急遽午前中に予定を変更。降り出すまえにちゃっちゃとはじめないと、いったん落ち葉が雨にぬれてしまうと厄介だ。
あちこちに予定変更の連絡を入れる。
あとはテルテル坊主に願をかけるのみ。
ざわざわ、ざわざわ・・・。

エンドレスで続く忙しさや、いつも心のどこかに引っかかっている気がかり、やらなくてはならないのに放置してある案件。
そんなものがいくつもいくつも重なってくると、時々ざわざわ心が騒いで苦しくなってくる事がある。
「次々にやらなければならない仕事があるってことは幸せな事よ。」
いつも、忙しさを愚痴る父さんをそういって慰めるけれど、ほんとに参ってくるとそういうポジティブな考え方を支えきれなくなって、凹んでしまいそうになる。
「あれもこれも投げ出して、いっそ無人島へでも逃げ出したい。」
私の場合、しょうもない愚痴の合間に「無人島」と言う言葉が出ると要注意らしい。「無人島」の赤ランプが点灯すると、いかんいかんと気持ちの切り替えをはかる。

とりあえず、今夜はテルテル坊主の効果に期待して、ふて寝を決め込む。
そして明日雨が降る前に、山積みの落ち葉と一緒に、ぱーっと騒いでもやもやざわざわも燃やしてしまおうと思う。
明日天気になぁれ。


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