月の輪通信 日々の想い
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2003年12月22日(月) オトナの基準

昨夜は久しぶりにカレーライス。

我が家では辛口と甘口、2種類のカレーをふた鍋で炊く。

辛口カレーを食べるのは、父さん母さんとオニイ。

甘口を食べるのはアユコとアプコ。

ゲンはオニイに張り合って、辛口と甘口を半々に食べる。



今朝、昨夜の残りのカレーを食べていたアプコが言った。

「ねえ、オニイちゃんってもうオトナにしようよ。」

「え?なんで?」

「だって、辛いカレーが食べられるもん。」

「辛いカレーが食べられるだけじゃ、おとなにはできないなぁ。」

「でもオニイちゃんはおっきいし・・・」

「ほかには?」

「オニイちゃんの靴もおっきいし・・・」

「それから?」

「いろんな事知ってるし・・・」

「それから?」

「アタシやゲンにいちゃんのこと、おこるし・・・」

「ほかには?」

「アタシのめんどう、見てくれるし・・・」



親の目から見るとまだまだかわいいオコチャマのオニイだけれど、八つ違いのアプコにとって
はもうオニイはしっかりオトナ。

頼りになるオトナの一人なんだな。



「ところで、ゲンにいちゃんは?ゲンも辛いカレーがたべられるよ。」

と改めて聞いたら、

「ゲンにいちゃんは、アタシとケンカするからオトナじゃない。」

フムフム、よくわかってるじゃん。

アプコ、君のオトナの基準はだいたい正しい。


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