2014年02月12日(水) |
まだまだ引きずるイリアスさん |
シジフォス編最終話のイリアスさんを二日たっても引きずってる自分をどうかと思いつつ、ずるずる引きずりまくってるんですが。 37ページまではテンション高く読めるけど、38ページ目から(´・ω・`)しちゃうという。 でも、ルゴニス先生があの環境でアルバちゃん育ててたのは、気にならないんだよね。「元が外部からもたらされた捨て子」「なんだかんだと外部との交流有」「最後の選択はアルバちゃんにお任せ」ということで。 Ω一期の紫龍さんの龍峰の育て方も、大義>家族なところがあるけど、あれもそんなに気にならなかった。最初から自分の代わりに戦わせるために龍峰こさえたわけじゃないからだと思う。 杳馬は完全にアウトーッ。でもパルティータさんはセーフ。どっちもペガサス受け入れ態勢前提の子づくりなわけだけど、パルティータさんにその自覚があったか分からない+旦那のこと好きなのはガチだし、でセフセフ。杳馬はあれだ、最初からペガサスを利用する気満々だから、嫁さんマジLOVEでも許さん。 光政翁は、聖闘士に仕立てるつもりで子供作ってたわけじゃないので、これまでの理屈からすると許されるはずなのですが、ナターシャさんの様子を見るに他の嫁さん方も多分揃って協力してるだろうから許されるべきなのですが、一輝と瞬は同母兄弟だろうから嫁さんのこと何人いようがきっちり愛してるすげーお人だろうと思うのでもう許しちゃっていいと思うのですが。許せんです(笑)。これは、やっぱり星矢たちに感情移入しちゃうからだろうな……。
シジ外伝でのイリアスさんを見るに、イリアスさんは自分と人とが違うというのが分かってるようで半分くらいしか分からない人だったのかなあと思えてくる。 教育方法も、そんなわけで自分と同じやり方をシジに強いてはしくじって。で、違うと分かっててもきっちりその違いを見ようとしなかったと懺悔したりして。 最後の勧誘は、結局シジフォスと自分は考え方が違うのだと、自分にもシジにも強い自覚を促すためのものだったんだと思う。ちっとも本気で誘う気ない。そして、あんな風に自分と違い人間の中で生きようとするシジフォスだから生まれてくる子を託す気になれるあたり、イリアスさんにとってシジフォスとの出会いはきっといい出会いだったんだろうなあと思う。シジフォスの音は雑音にならなかったんだろうな、って。 でも、ここで自分とシジフォスとが違うと思えたようには、生まれてくる子と自分とも違うということが、イリアスさんは分かってなかったんじゃないかな……。そりゃ、最終的に大地パワーに目覚めちゃいるけど、教育方針の結果かもしれないけど、でも同じように育てて自分と同じになるってもんでもねえべな。 生まれて育って、どんどん外見が自分よりシジとかイリアス父に似てきて、性格もそんなにイリアスさんに似てきやしなくて、大誤算にてんてこ舞いしながら子育てしてればいいよ、もう!
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