てらさき雄介の日記
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2022年09月20日(火) |
満州アヘンスクワッドが続く |
満州アヘンスクワッド。引き続き読んでいる。10巻まできた。悪さの凄みが多少減ってきたが、アヘンの悪質さは変わらずだ。その意味で青年コミックとして良し。またキャラクターとストーリーもいい。
大日本帝国は何故敗れたのか。私なりにずっと研究してきた。日本の戦後政治が検証してこなかったテーマだ。どの視点から見ても、満州の存在は無視出来ない。その建国と経営は、敗戦に向かう大きな原因をつくった。
一方で満洲国は余り暗く語られない。新しい土地に出ていった日本人も、悪い印象だけではない。あの侵略の歴史のなかで、稀有な存在と言えなくもない。この点も不思議だった。
2度しか行ったことはない。1度目は大連。2度目は瀋陽と長春。特に長春の市街地がかろうじて日本の面影を残していた。ハルピンに行きたと思っているが、残念ながら実現していない。とても近いけれど、何故か遠く感じられる外国だ。
●今日一日
終日休み
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