てらさき雄介の日記
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2020年10月31日(土) |
カタチに対する市民の関心は薄い |
大阪市廃止・特別区設置に関する住民投票が明日行われる。法律の規定だが、投票までの選挙戦を外から見ていて、どうも健全な議論になっていない。
それはテーマが「府庁と市役所の組織」という極めて内部のものだからだ。市民の投票で決することを、果たして市民自身が望んでいるのか、疑問を感じる場面がこれまで多々あった。
かつて相模原が政令市に移行する際、賛否が厳しく分かれた。私は推進派だったが、反対派からは住民投票を主張する声があがった。まあやって悪いとは思わなかったが、必要性は感じなかった。
市役所がどうなるとか、県庁がどうとか、それは内部でうまくやればいい話。市民はそのカタチに関心が薄く、とにかく税金が適正に使われることを望んでいる。
大阪市を廃止して特別区が出来たとき、住民サービスが上がるという賛成派と、下がるという反対派がいる。そのいずれも想定でしかない。市民に聞いても酷な話だ。
大阪市であろうと、特別区であろうと。また相模原市が政令市であろうとなかろうと。議員と首長、行政職員の力量によってこそ、市民サービスの在り方が変わってくる。民主主義なのだから当たり前だ。
●今日一日
終日所用
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