てらさき雄介の日記
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2016年04月18日(月) ポルトガルらしい広場の雰囲気だ

今日はマナウス市内の観光である。メインはアマゾネス劇場。前に大きな広場がある。どこかで見たことがある。マカオの街並みだ。ブラジルは南米で唯一ポルトガルの統治を受けた。それで似ているのだろう。

さて言語。ポルトガル語だ。不思議である。自国伝統の共通語がない。植民地を経験した国でも通常は、旧宗主国のものと並列に自国の言語を使っている。しかしここはない。完全ポルトガル語だ。

独立のカタチも珍しい。ブラジルを現地で統治していたポルトガル王家の分派が、本国からの独立を宣言している。ポルトガルの社会制度が引き続き維持されたのだ。その基盤の上に現在の社会経済が成り立っている。

またサンパウロの地下鉄を除くと、ブラジルには鉄道がない。大きな国土は飛行機かバス、そして昨日も書いた水上交通で結ばれている。イギリスや日本は植民地経営で鉄道を好んだが、ポルトガルは違うらしい。

元々私の旅は一箇所に数日しかいない。それでその国を理解できるはずはない。しかし一度でも自分で見た国と街は、その後長きにわたって関心を持ち続けられる。ふとしたニュースが気になるのだ。

●今日一日

終日マナウス滞在


どこかで見た街並み


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