てらさき雄介の日記
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2016年04月17日(日) アマゾン河の水上集落

マナウスはアマゾン河に向かう拠点の街である。朝ホテルに先輩が迎えに来てくれた。そのまま河の近くへ。大きな船が並んでいる。観光用ではない。水上交通だ。アマゾン河沿いの街を行き来する人が、生活で使っている船である。その行程は3日間から1週間と長い。

その合間をぬって歩くと、小さなボートがある。ヤマハの発動機付きだ。先輩の知人らしく貸し切り予約をしてくれていた。早速乗り込み河の流れに沿って進む。二つの河が合流している。双方の流れと水質が違うため、水が混じり合わない。二つの色のまま数キロ流れていく。

大河からジャングル、小さな支流。すいすいと進んでいく。ピラニア釣り、水上バンガローの昼食、大きな蓮の葉、等々見たことのないものがある。一番興味深かったのは水上集落だ。河の上に高床で建物が立っている。家、食堂、学校や教会。水上建築の専門家もいるらしい。

思えば遠くに来たものだ。自分の目でアマゾン河を見る日が来るとは思わなかった。出発から到着まで約7時間。仕事や生活から完全に解き放たれていた。日常とは全く違う時間と空間だ。一日付き合ってくれた先輩に感謝。

●今日一日

終日マナウス滞在


河の色が手前と向こうで違います


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