てらさき雄介の日記
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2014年05月08日(木) 新宿駅で詩集を売る女性

先日の新宿駅。思い出横丁から京王線に向かう。周りには占いや屋台、ホームレスの支援もやっている。大きな柱の前にその人は立っている。見慣れた景色だがふと見入ってしまった。

この人はいつからいるのだろう。少なくとも10年、15年以上・・。いや学生時代にからいたのではないか。はっきりは覚えていない。首から「詩集を買ってください」と札をかけた女性だ。

気になったのは年齢が以前から変わらなく見えること。一体何歳なんだろう。ここで詩集を売って食っていけるのだろうか。立ち止り数分間考えた結果、その詩集を買ってみることした。

「おいくらですか?」「300円です」会話はそれだけだった。酒も飲んでいたので女性と話して周りに誤解を招いてもいけない。詩集を手にすると足早にその場を立ち去った。

帰りの電車で中を見る。するとお名前とご住所、そして年齢もしっかり書いてあった。神奈川県内在住の52歳の方。記載から推察すると旦那さんと一緒に詩をつくっているらしい。商品自体は直筆のコピーである。

ビルの谷間に立っている自分。周りの景色。またそこから派生する様々なこと。詩的感覚は薄い方だと思っているが、それでも情景は何となく浮かんでくる。思えば詩というものを自ら読んだのは初めかもしれない。

●今日一日

【午前】
団体訪問/清新
地域まわり/緑区内

【午後】
地域まわり/中央区内

【夜】
相模原シティライオンズクラブ例会/相模原
会合(議会)/相模原


初めて買いました。


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