てらさき雄介の日記
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2014年02月10日(月) |
安倍総理に猛省を促す |
集団的自衛権の行使は安倍総理の悲願。静かに着々と準備が進んでいる。本日の衆議院予算委員会で、その意味するところが明らかになった。「アメリカと北朝鮮が戦争になったとき、北朝鮮に武器を運ぶ船舶を阻止すること、北朝鮮がアメリカに発射したミサイルを撃墜すること。」(要約)
さて北朝鮮がアメリカを攻撃する想定とは。その海外基地を除けば不可能に近い。可能性が高いのは逆にアメリカが北朝鮮を攻撃する方だが、その場合は朝鮮半島に自衛隊を派遣しようというのか。また領海内なら元々船舶の妨害は可能だし、公海上ならば集団的自衛権を以てしても難しい。
ミサイルについても無茶な話。周知の通り北朝鮮の自称ICBMはアメリカに到達しない。また現在の日本に迎撃する能力はない。更には大気圏外に出たミサイルは、最新鋭の迎撃装置をしても困難である。それこそ米ロ並みに軍事衛星をも装備しようというのか。
そして何より問題なのは、総理が特定の国を名指したこと。どの国とどの国が戦争するなど想定でも口に出してはいけない。まして北朝鮮はあのような国だけに危険である。政治家の不穏当な発言が戦争に結び付いたこともある。安倍総理に猛省を促す。発言も取り消すべきだ。
集団的自衛権の行使とは、すなわち戦争である。安倍政権は高支持率を背景に一気に踏み込むのだろうが、決して許すわけにはいかない。同じ考えの仲間と党派をこえて連携し、阻止に向けて断固たつ決意で頑張る。
●今日一日
【午前】 党県連役員会/横浜市中区 党県連常任幹事会/同 次回代表質問検討/県庁
【午後】 次回代表質問検討/県庁
【夜】 会合(議会)/横浜市中区
県庁で代表質問の検討
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