てらさき雄介の日記
DiaryINDEXpastwill


2013年11月12日(火) スウェーデンの政治家

友好都市であるウェストジョータランド県を訪問。これが今訪欧団のメイン業務。知事や議長と懇談。また各分野の若い行政幹部より経済・都市建設・文化について広範なレクチャーを受ける。

制度は議会内閣制を採用。議長はじめ議会から選出された常任委員が役職につき、行政と予算の執行権をもつ。一方で知事は国の任命。どちらかと言うと出先機関という感じだ。しかし双方は対立の関係ではない。

現在スウェーデンの国は保守政権。一方でエーテボリ周辺地域は社民系が強く。いわゆる‘ねじれ’状態になっている。福祉政策の基本は共通とのことだが、しかし移民問題等では党派対立が激しく行われている。

海外の政治家と話してみると思う。その国柄は違っても行動原理や発想は似通っている。‘政治家の生理’とでも言うのだろうか。一方で住民はどうか。また似ているのだろうか。頭がめぐる。

さて岡崎元知事が友好締結を結んでから20年が経った。国同士が安全保障とメンツを抱えている以上は、自治体外交は世界平和に向けた重要な手法である。中韓は言うに及ばずヨーロッパもそうだ。

●今日一日

【午前】
ウェストジョータランド県知事と懇談/エーテボリ市
ウェストジョータランド県幹部よりレクチャー/同
エーテボリ市議会訪問/同

【午後】
エーテボリ市長主催昼食会/エーテボリ市
パッシブハウス(無暖房住宅視察)/同

【夜】
ウェストジョータランド県知事主催夕食会/エーテボリ市

地方自治のあり方について知事と直接意見交換


てらさき雄介 |MAILHomePage