てらさき雄介の日記
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第三の要因は増税にある。野田政権下で消費増税を決めたことだ。増税が何故いけないか。いくつか理由がある。
まず政治とは主権者の負担を最小限にしつつ、その福祉向上を目指していくもの。河村名古屋市長が言っているように、減税すること自体に意味がある。「カネが足りない」は政治の経営能力が不足している証拠。今の収入で収支を合わせる努力をまずすべき。
そして消費増税がマニフェストになかった点。これほど大規模な増税であるなら選挙の審判を受けて然るべき。法案を完成させた時点で衆議院を解散するのが王道だ。すべて通してから「判断を受ける」は、増税が支持されないことを見透かしてもいる。
更には国会議員の定数削減など、支出を減らす覚悟が示されなかった。また相模原・神奈川・日本全国で、必要性のない公共事業が繰り返され、民主党は期待されたメスを入なかった。県議会で仕事をしている実感は、何と無駄使いの残っていることか。
自民党政権がどのような政治を行うかは未定だが、政官財の癒着構造を断ち切り、主権者の負担を減らしていく改革は出来まい。民主党の再生はここにポイントがある。『コンクリートから人へ』の理念を改めて掲げ、具体的な施策を構築していくべき。県議会でも実践していく。
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