てらさき雄介の日記
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2012年09月07日(金) 国民年金で入所できる施設

年金とは元々生活保障だった。しかし現在の国民年金は既に生活できる金額でない。「前もって貯蓄をしっかりしておけ。」と、自分の責任を棚に上げて発言する議員や官僚も多い。

さて鹿児島県日置市の‘ふきあげタウン’を視察。これまで多くの高齢者施設を見てきたが、正直びっくりする経営内容だった。何と入所者の所得にあわせて利用料の減免を制度化している。

国民年金でもOK。生活保護でもOK。足りない分は法人の黒字で穴埋めするとのこと。医療法人が経営していることもあり、資金力があるからこそ出来る偉業だが、多くの地域住民が助かっている事実は貴重である。

事業体という意味では政治も大きい。ほぼ全ての人たちから税金を取っており、その金額も経営側で決めることが出来る。それでいてお年寄りが困っている現状は、意欲か能力がかなり欠如している証拠。

‘国民年金でも老後が過ごせるようにしたい’今後の政治活動で使っていこう。実際やっている施設があるのだから。年金、福祉、その他の制度を駆使すれば出来るはず。同行した厚生委員のメンバーで議論を深めたい。

●今日一日

【午前】
ふきあげタウン視察(高齢者施設)/鹿児島県日置市

【午後】
鹿児島から東京へ移動

【夜】
会合(議会)/都内

複合型高齢者施設‘ふきあげタウン’を視察しました。


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