てらさき雄介の日記
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2010年10月25日(月) 道州制は頭の体操かも

党県議団政務調査会の県外視察。北海道庁に来た。道政が積極的な取組みを行っている道州制について、国への提言内容と具体的な施策展開について調査。勉強になった。しかししっくりはこない。

そもそも道州制。反対ではないが賛成でもない。現行の都道府県は既に行き詰っており、何らかの抜本的な枠組み変更が必要だ。しかしそれはより大きな行政体をつくることではないはず。

むしろ市町村のあり方を見直して、真に政治を行える力を持たせるべきだ。また関東や近畿ならまだしも、過疎に悩む地方部は一層疲弊してしまう。「財源を付与せよ」は、恵まれた地域の理屈でしかない。

多くの人が困っている。具体的な生活改善の手法を、提示しなければならない。それが政治の責任だ。自治体の再編云々は、頭の体操なのかもしれない。もっと大切なことがある。

●今日一日

【午前】
道州制特区の取組みを調査/北海道庁

【午後】
北海道から神奈川へ
一般質問調整/県庁
県政報告会当日スタッフ反省会/中央区中央
会合(地域)/中央区相模原

レトロな北海道の旧庁舎


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