てらさき雄介の日記
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党県議団不妊治療応援チーム(通称コウノトリチーム)の県外事例調査。以前から行きたかったIVF大阪クリニックをついに訪問できた。ここは世界最大の不妊治療専門病院。
場所は大阪府の東大阪市。下記写真のようにとても立派な建物。内部も病院というよりかはホテルという感じ。不妊の原因は半分が男性だが、治療を受けるのは主に女性。そのことに十二分に配慮したつくりになっている。
カウンセリングの部屋。手術台。精子及び卵子の保管と培養の設備。他治療の必要な様々な技術が結集している。説明して下さった看護師や事務局の人も当たりよく親切。
さて不妊治療の調査も2年を経過。ここに至ると知識ゼロで「教えてください」はもちろんない。これまで蓄積した私たちの考え方が、専門家から見て正しいのかチェックしていくのが目的。
何が一番の問題か。この質問に院長は「社会的認知がないこと」と言った。ああ良かった、的は当たっている。そうこれこそれが条例が必要な理由なのだ。費用助成のみならば予算措置で済む。
「病院の名前が入った封筒で郵便を送っていいですか。」と患者さんに聞くと、半分くらいの人が「困るので白封筒で送ってください。」と言うそう。悲しいことだ。周辺の理解が得にくい実態を変えていきたい。
●今日一日
【午前】 大阪府へ移動
【午後】 IVF大阪クリニック視察/大阪府東大阪市
IVF大阪クリニック外観
館内の無菌室を視察
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