てらさき雄介の日記
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久し振りの映画だ。おととい公開のグリーン・ゾーン。映画としての完成度は高くなかったが、ストーリーと映像の緊迫感はなかなか。ひょっとしたら戦闘シーン無しの方が良かったのでは。
内容は先のイラク戦争で、現地で大規模なロケを行っていた。すなわち米政府と米軍の協力なくして撮影は出来ない。恐らくは単なる許可のみではなく、護衛も含めての対応だったはず。
しかし内容はそのイラク戦争批判。とくに開戦の名目であった大規模破壊兵器の不存在を問題視し、そこに関わる政府高官の腐敗を描いていた。このような映画に、批判の矛先である政府自らが協力したのは何故か。
ここがアメリカの太さ。ブッシュ前大統領が大規模破壊兵器の不存在を公式に謝罪した今となっては、むしろ撮影を妨害することによっておこる批判を重く考えたのだろう。
日本はこの点セコイ。政治だけではない。司法もマスコミも同じだ。自らの暗部に焦点があたることを極端に嫌う。国だけでなく組織というものは、批判を内包してこそ長く続くはずなのに。
●今日一日
【午前】 相模原市ダンス協会理事会/中央区中央
【午後】 お休み
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