てらさき雄介の日記
DiaryINDEX|past|will
防災警察常任委員会が開かれ、取調べの可視化について議論になった。ご存知の通り民主党のマニフェストにある項目で、現在国政レベルで実現に向けた準備が進んでいる。
可視化することは賛成だ。過去多く生んできた冤罪は、取調べ段階が原因となっていることが多い。また本来、民主主義社会においては、出来るだけ多くの情報を、恐れず隠さず主権者に明らかにすべき。
さて可視化に賛成だからこそ、一方のデメリットも把握しなくてはならない。捜査の目的は‘真実を明らかにする’こと。これが妨げられるのではという意見は、確かに懸念としては一理あると思う。
そもそも取調べとは、司法手続と行政上の行為、果たしてどちらに区分されるべきものか。形式的には後者だが、裁判員制度の導入により可視化が進捗している実態を見れば、そうは割り切れない部分もある。
ある政府高官も「おとり捜査や司法取引とセットでないと導入は難しい」との感想を述べている。今後可視化を正式に制度とするにあたっては、この点も留意していく必要がある。
ちなみに都道府県レベルでは、既に一部可視化が行われている。現場における事例を検証することも必要だ。また警察を預かる県政として、国に対して意見をいくべき。
●今日一日
【午前】 調査活動/県庁 防災警察常任委員会/県庁
【午後】 防災警察常任委員会/県庁 子ども教育支援課と意見交換/同 障害福祉課と意見交換/同 高齢福祉課と意見交換/同 相模原ライオンズクラブ例会/市民会館 挨拶まわり/市中部
党県議団の予算委員会メンバー(一番右下が私の名前)
|