てらさき雄介の日記
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2010年02月24日(水) カネはあるはず

去年の夏頃からだろうか。県庁のなかに‘ある雰囲気’漂い出した。行政幹部はしばしばこう言う。「カネがないんです。」税収がないから政策が打てないという話だ。

この言い分には違和感がある。カネがないのは民間が大変だから。県民の生活が大変だから。すなわち税収が入らないときほど、政治の果たすべき責任は大きいのだ。

また本当にカネがないのだろうか。そんなことはない。今議会で審議している県来年度予算は、一般会計で1兆7200億余。減ったとは言え、県税収入だけで9300億余。カネはあるのだ。

法人事業税に頼らざるを得ない県の税収。警察官と教職員の人件費など、義務的な経費が多いこと。確かにカネを使いにくい構造がある。しかし繰り返しだがカネはあるのだ。

今こそ政策の優先順位を付けるという、政治の基本的な仕事を果たすべき。自分の勝手な頭の体操ではなく、地域活動のなかで聞く多くの意見要望は、医療・介護・福祉の充実である。

幸い議員である。この政治家としての思いを、議会で訴えることが出来る。現在開催中の定例会のなかでも、来週から開催される予算委員会をはじめ、しっかりと思いを訴えていく。

●今日一日

【午前】
調査活動&事務作業/県庁
保健福祉部より資料提供/同

【午後】
党県議団会議/県庁
本会議/同
知人ご親族お通夜/清新
相模原青年会議所委員会/田名
支援者訪問/上溝


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