てらさき雄介の日記
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2009年12月23日(水) 8月30日を忘れるな

読売新聞の社説を見て驚いた。そのタイトルは‘来年度税・予算 政権公約へのこだわり捨てよ’。日本一の購読数を誇る?新聞の社説としては、いかがなものか。

マニフェストに‘こだわる’ことすらしないのなら、果たして主権者は何を基準に政党や議員を選べばいいのか。今の状況は、民主党や鳩山政権云々ではなく、日本の政治における選挙のあり方と意味問われているのだ。

もちろん主権者は先の総選挙で、マニフェストの全てを信任してはいない。それは物理的にあり得ない。ゆえに政策を実施する際は、あくまで丁寧に、その時の世論に投げかけ、議会内外で議論を深めねばならない。

施策の実施を世論からNoと言われた結果。野党と妥協した結果。議会内外で議論を行った結果。施策を行った後に現れる効果としての結果。それら‘結果’が違ってしまうのは、マニフェストの性質上いたし方ない。

しかし‘結果’を追い求める努力すら怠るなら、主権者の政治不信は一層増大するだろう。マニフェストへの‘こだわり’を捨てるのは、自ら下野するときに他ならないのだ。

8月30日の決意を忘れるな。まだたった3か月なのだ・・。マニフェストの多くは実現出来る。あきらめずに頑張って欲しい。地方議会で出来ることは、一層気合いを入れて頑張っていく!

●今日一日

終日 お休み


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