てらさき雄介の日記
DiaryINDEXpastwill


2009年12月22日(火) 県庁の不祥事

県職員の不祥事が明らかになった。行政とはいえ大きな組織は、色々な間違いが起こる。その全てが組織の責任とは思わないが、今回の件には看過出来ない点が多い。

まずは1億円を超える金額だ。安ければいいという話ではないが、これは個人で弁済出来る金額ではなく、欠損を埋めることが結果として出来ない。原資は税金。誤って済む話ではない。

そして経過も問題。一昨年の決算特別委員会で、ある議員の質疑。「他の自治体では架空発注などが起こっているが、神奈川県は大丈夫か。」と質問。すると行政幹部は、「大丈夫。不祥事はない。」との答え。

あげくにその議員の控室に、逆ギレして文句まで言いに来たそう。仮に確信を持って答えたのなら、結果が違った以上の責任は取るべきだ。裏金かつ私的流用という二重の間違いは、組織に問題があればこそ起こったと言える。

こういう事件が起こると、議会で審議することの限界を感じる。外面の議論ではいけないのだ。地方議員も調査権を獲得して、行政内部に強制力が持てるようにすべき。

2月定例会まで待ってはいけない。年明け早々に何らかの対応を考えたい。

●今日一日

終日 お休み


てらさき雄介 |MAILHomePage