てらさき雄介の日記
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ホテルから歩いてすぐの所に、タキイ種苗の本社がある。業界日本一の同社で、国内外で取り扱っている商品の安全管理体制について、詳しく担当者から説明を聴取した。
商品の安全性は無論のこと発芽率まで、研究室で詳しく検査している。また世界数十か所に拠点を置き、その植物の一番適した場所で種を採り、そして日本に逆輸入しているのは驚きだ。
その後京都府庁へ。食に関する施策については先進県。条例制定に至る過程と、その後の行政運営について説明を聞く。条例の肝として、国の法律が想定していない事態への、府としての対応が入っているのは面白い。
さて以下調査とは関係ない話。他都道府県庁で調査する場合、場所は議会内の会議室がメインである。するとテーマに沿った多くの資料とともに、付録?として‘議会概要’が入っていることが多い。
そこには議会の会派構成や委員会の概要、定例会の開催日程、更には議員報酬や政務調査費の金額まで書いてある。パラパラと目を通すと、神奈川とは違う傾向も散見される。
昨日訪問した愛知県は、議会に“民主党”“自民党”“公明党”の3つの会派しかない。他の議員はひとりもいないのだ・・・。かねてから懸念している地方議会の極端な二大政党化の象徴。
また今日訪問した京都府議会は、第三会派が何と(失礼か)共産党。公明党より人数が多い。選挙区別の名簿を見ても、2人区でトップ当選していたりする。よくも悪くも賑やかそうな議会だ。
などと色々なことを感じながら、明日の最終日を迎えていく。元々集団行動が苦手ゆえ、どうも視察が疲れる昨今である。
●今日一日
*終日食育・食の安全推進特別委員会県外調査
【午前】 タキイ種苗の安全管理体制について調査/京都府京都市 食の安全・安心推進施策について調査/京都府庁
【午後】 石川県金沢市へ移動
タキイ種苗本社にて
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