てらさき雄介の日記
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2009年10月23日(金) |
フィリピン・キギン市 |
相模原市議の有志と一緒にフィリピンにやって来た。日程は今日から3泊4日。日々内容を書いていこうと思うが、今日はまずブラカン州キギン市の役所と議会を訪問。
ブラカン州はマニラの北隣り。空港から直行した。マニラ市内のかなりの渋滞にハマりながら、乗合の車で約2時間かかった。雰囲気はちょっとした田舎町という感じだ。
市役所はオープンなスペース。そこで市長や市議と会談した。市議には若い人もいる。また女性も多い。役所の掲示板にわかりやすく写真が貼ってあった。
議場も見せてみらった。不思議なもので机の配置などは、世界共通のスタイルとなっている。しかし全体としては普通の会議室。地方議会に権威は必要ない。日本は大袈裟すぎる。
この市は議院内閣制ではない。しかし市議が市の経営に参画している。政治制度は欧米の影響を受けているはずだが、若干違っているのは国独自にアレンジしているのだろう。
市役所内を案内してもらいながら、市長に所属政党を聞いたが、この質問はそれ自体が的外れだった。国とは違う地方の論理があるとのこと。一方現政権(大統領)を支持しているかは、スタンスとして問われることがあるらしい。
さて話は日本に変わるが、県内の有志議員で不定期に集まって、地方議会制度を考える勉強会を開いている。そこで色々な事例も調べるが、日本は国の法律によって一律に制度設計をしている為、余り参考になる事例がないのが現状。
その意味では世界の議会がどうなっているか、それを知ることは非常に大切なこと。特に制度が確立した欧米よりも、いまだ試行錯誤している国の方が学ぶことは多いはず。
●今日一日
【午前】 相模原からフィリピンへ移動
【午後】 キギン市長他幹部と会談/フィリピン・ブラカン州キギン市
キギン市議会の議場
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