てらさき雄介の日記
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2009年08月08日(土) 知事会への違和感

地方分権の実現は、私が今回の衆議院選挙に臨むにあたっての、基本的目標のひとつである。その点では全国知事会が言っていることは、その内容の多くを理解することが出来る。

一方橋下氏や東国原氏などの発言に違和感も抱いている。その理由は他でもない。確かに霞が関はズレているのだが、同じように地方行政もまた現状では、多くの主権者の意を体現出来てはいない。

霞が関から権限を奪取するつもりなら、それに相応しい自己改革をもっと行うべきではないか。果たしてその心意気が今の自治体職員と、そして地方議員にあるのか。

「これは国の仕事です。」「実施主体は市町村です。」そう‘逃げ’を言う県職員。「これは県の方針です。」「これは国に言わないと。」そう‘逃げ’を言う市職員。何度も出会ってきた。

また私たち地方議会もそう。国会の体たらくは言うに及ばずだが、果たしてそれ以上の仕事をしているのか。役所に原稿を書かせていることが、他多くの問題を象徴しているのではないか。

十数年前に小選挙制を導入して、結果政治の‘中身’が変わらなかったように、地方分権もまたあくまで制度論でしかない。一番大切なことは何か。それぞれの個人がプロの意識を持ち、その責任を果たしていくことだ。

●今日一日
【午前】
書類整理/自宅
【午後】
打合せ(党)/共和
打合せ(党)/共和
支援者お通夜/古淵
事務作業/事務所
元町自治会盆踊り/上溝
丸崎自治会盆踊り/上溝


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