てらさき雄介の日記
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調査(視察)には様々なスタイルがある。ここ最近県内の福祉関係施設に行っているのは、個人的に関係機関にお願いして実現したもの。
今日は県議会の厚生常任委員会として、正式な公務として出かけた。朝県庁に集合し、委員会メンバーで一日バスで行動する。
最初に訪問したのは、県立こども医療センター。県内に数ヶ所ある県立病院のひとつだ。公立病院だが、あくまで専門病院なので、基本的には紹介状がないと受診できない。
しかし反面この病院にたどり着けば、これ以降の‘たらいまわし’は起こらない。もし起こったら、それこそ税金で運営している基本にかかわるし、当然議会も黙ってはいない。
施設は改修後で、比較的新しい。色々な病気のこどもがいるが、小さく産まれてしまった新生児や、同じく生まれながらにして病気の子どもなども多い。この病院については、金がない云々は通用しない。予算の優先順位は高い。
さて次に向かったのは、県総合リハビリテーションセンターだ。これも県内は言うに及ばず、日本有数の特徴ある病院兼施設。ケガなどで簡単な後遺症を負った方から、生まれつきの障害者まで入院している。
重度心身障害の方が入っている施設も併設されているが、改めて障害者自立支援法の誤りを痛感した。この皆さんに、一体どうやって自立しろといのか?どうやって在宅に戻れというのか!
どうやっても自立困難な人もいる。この施設にも40年をこえて入所し、恐らくは人生の最後までいる方も。それでも人間として生きられるよう、しっかりと公立病院・施設の役割を果たさせていきたい。
【今日一日】 10:30 こども医療センター視察/横浜市南区 14:10 総合リハビリテーションセンター視察/厚木市 18:00 厚生委員と関係行政幹部との懇談会/横浜市中区
厚木市七沢のリハビリテーションセンター
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